コールセンターで働くメリット・デメリットは?

2025-06-28

コールセンターって、意外と働きやすい!

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こんな疑問ありませんか?

・コールセンターで働くメリットってあるの?

・クレーム対応ばかりでメンタル病むんじゃないの?

上記のような、、世間で広まるネガティブなイメージにより、

コールセンターで働くことにためらい、一歩踏み出せずにいる方も。。

かつては私もそうでした。。

しかし、そのイメージだけで決めつけ、コールセンターでの勤務をあきらめてしまうことは、

ひじょうにもったいない話です。

シンはこんな人

本業は会社員の40代ブロガー。
2019年から通算3年ほどコールセンターでの勤務を経験。
2年ほどオペレーターを務めた後、1年間SV(スーパーバイザー)として勤務。
コールセンターを含め、通算7度の転職を経験し、職場での人間関係の悩みに対処する術を身につける。

確かに、コールセンターでの勤務にはクレーム対応もありますが、

それだけがクローズアップされているのはよろしくないと思いますし、

実はそれ以上に、働くことで得られるメリットがたくさんあること、

意外と働きやすい環境であることを、知っていただければと思います。

この記事を読めば、『コールセンターで働くことのメリット/デメリット』を正しく知ることができ、

あなたご自身が働くべきかどうか、迷いなく決断できます。

メリット①時給が高い

以下に記載しているのは、あくまでも主要都市部における時給の相場です。

地方にいくと、だいぶ安くなるところもあります。

高いところだと、おおよそ¥1,500〜、求人案件によっては¥2,000のところも!

時給ではなく、月給制で換算すると、¥240,000〜というところでしょうか。

主に月給制(年収換算)の正社員や契約社員の場合、

都内や主要都市部近郊だと、月収24〜25万くらいが相場になりますが、

地方になるほど相場が下がる傾向にあります💧

一般オペレーターからリーダー、そしてSV、マネージャーと昇格していくにつれて当然、年収も高くなります。

各地方や、その会社ごとに異なるため一概には言えませんが、

SVクラスで年収300〜400万、マネージャークラスだと600万くらいのところも。

ただし、自分が最初に勤務したところはそもそもの給与レンジがあまりに安く、

SVになっても月給で22万くらいだったため(契約社員ということもありました)、

これでは家族(妻と2人の子供)を養えないと考え、辞めています。

それでもSVクラスは平均で月収30万〜なところが多く、賞与もつくところが多いので、

年収にして400〜500万ほど期待できるところもあります。

こう見てくると、やはり”時給が高い”というメリットを受けるためにも、

アルバイトとして働きやすい学生の皆さんや、

空き時間を勤務に充てやすい主婦の方などには特におすすめできる仕事ではないかと。

また、正社員となり、SV(スーパーバイザー)職を目指すのも悪くありません。

私も実際に1年ほど経験しましたが、

一般オペレーターとは違い、部門(チーム)メンバーの勤怠管理やシフト調整、

KPI(Key performance Indicator:企業や組織の目標達成度を測るための数値的な指標)の追求など、

やるべきことも多く責任が伴いますが、それ以外に複雑な業務などはありませんので、

やりがいと収入を求める方は、SV以上の管理職を目指すことをおすすめします。

メリット②基本的なビジネスマナーなど、各種スキルが身につく

コールセンターに勤務するようになると、

最初の配属前(配属時)に基本的な言葉遣いや接客上のマナーなどについて研修を受ける機会があります。

(これは大手の会社ほどしっかりしている傾向にあります。)

これまで接客業に従事したことがない方にとっては、

基礎的なコミュニケーションなどのビジネススキルを身につけるチャンスといえます✨✨

この基礎的なビジネスコミュニケーションスキルは、

以後どのような業界に転職したとしても必要になるからですね。

これは意外に思うかもしれませんが、、

尊敬語と謙譲語の使い分けがしっかりできていない日本人が未だに多く存在します。

たとえば、こちらからお客様に資料を配布する場合などに、

『後日、資料をお渡しさせていただきます。』と、自身の行為に対して"お"をつけてしまうなど、、。

こういった話し言葉は意識しないとなかなか改めることができないものです。

そういった基本的なことから見直すことができるのも、コールセンターならではの研修と言えるでしょう。

そのほかにも、会社によっては基本的なPCスキル(Word, Excel, PowerPointなど)について研修してくれる優しいところもあります。

私がExcelのショートカットキーを複数身につけたのも、コールセンターに勤務した時でした。

それ以来、他業種に転職しても、この時に身につけたExcelのショートカットキー、

そして簡易的な関数スキルなどは業務スピードを大幅に改善しているという意味でかなり役立っています。

そしてさらにさらに、、

コールセンターが多種多様な業種の受付窓口を請け負うアウトソーシング型の形態をとっている特性上、

請負先の業務知識まで身につけることができます。

昨今、コールセンターが請負う業界・業種はたいへん幅広く、

保険や不動産、旅行会社や自動車販売、携帯電話などのデータ通信系などなど、

ほぼすべての業種を請け負っているといっても過言ではありません。

そのため、あくまで基本的な知識レベルとはいえ、請負先の業務知識を自然と身につけることができます。

たとえば請負先が携帯電話通信サービス業などであれば、

各種サービスの申し込みやトラブル発生時の対応など、

トークスクリプト(電話応対時の簡易マニュアル)を通して基礎的な知識が自然と身につきますし、

さらにお客様により良い回答をするために、

自身で勉強して業務知識を深掘りし、対応力を向上させる方もいらっしゃいます。

結果的にはその業界用語・知識に詳しくなるだけでなく、

ビジネスコミュニケーションスキルも大幅に高まるということになります。

メリット③福利厚生が充実している

日頃からストレスを溜めやすいオペレーターを癒すためか、

福利厚生がかなり充実している印象が強いのも、コールセンターで働くメリットと言えるでしょう。

会社によっては社内でリーズナブルな食堂を完備してたり、

簡易的なコンビニを展開しているところもあったりします。

個人的にメリット大きいなと思ったのが、自販機のドリンクの安さですね。

最安値だと、1本80〜90円くらいのものもあったりして、外で購入するのとだいぶ差があります。

他にも、マッサージ施設を完備してたりするところもあり、休憩時には心も身体も癒されます。

また、コールセンターは各種残業に対してもしっかり誠実に向き合っているところが多いです。

私が過去に働いていたコールセンターではPCのシステム上で出勤・退勤時刻を打刻(クリック)するようになってまして、

たとえば業務の都合上やむを得ず、10分残業という形になってしまった場合、、

10分の残業代がしっかり発生していました。(1分単位で換算)

そこまでではなくとも、他の会社でも15分刻みで残業代が発生するところもあり、

よくいうサービス残業のような、ブラックな職場環境では決してない印象が強いですね。

デメリット❶ストレスを溜めやすい

よくコールセンターに対して皆さんが抱きがちなネガティブイメージ。

『クレーム対応ばっかりなんでしょ?』

確かにゼロではありませんが、俗に言うクレーマーや"面倒なお客様"というのは私の経験上、

コールセンターで受ける電話全体でみると、1割程度しかいません。

しかも特定のオペレーター個人にそういうクレーマーが集中しないよう、

SVなどの管理職が配慮してくれることがほとんどです。

(※大体、面倒なお客様に対しては”上席対応”といい、SVなどが途中から電話を変わることも多いです。)

とはいえ、そういったクレーマーに対応する際はやはりある程度のストレスが溜まることもあります。

まあ、これもコミュニケーション能力といいますか、

少しずつ受電業務に慣れ、対応力を上げることでストレスを極限まで減らすこともできます。

あとは、どこの業種にも共通だと思いますが、職場内での人間関係によるストレスもありえます。

むしろ、職場によってはこちらの人間関係によるストレスの方が厄介だという話も。。

私も実際、、この職場の人間関係ストレスには長いこと悩まされました💦

いちいちこちらの不注意を事細かく指摘して、しかもその言い方にかなりトゲがある人。

現場のオペレーターたちの悩みに寄り添わず、

クライアントに対してひたすら綺麗事ばかり伝えるマネージャー、などなど。。

私がSVだった頃には、最前線で悲鳴をあげているオペレーターたちを守るため、

あえてマネージャーに反抗的な態度をとっていたこともありました。。

こういった人間関係によるストレスは、どこの業界にいっても少なからずあるものです。

『コールセンターだから、他業種よりストレスが溜まる』とは一概に言えないと思います。

デメリット❷業務に慣れるまでがシンドイ

『それほど難しい業務内容ではない』とはいえ、、

基本的なビジネスマナーや、人によってはPCスキル、

さらには各部署ごとに作成されたトークスクリプトや、請負先のサービス内容。

日々覚えるべきことは少なくありません。

私がコールセンター勤務時に主に担当した請負業務は外資系の自動車業界でしたが、

独り立ちして自信を持って業務に臨めるようになるまで3ヶ月近く要しました。

人によっては1ヶ月ほどでテキパキこなせる人もいるとは思います。

幸い、優秀な先輩に恵まれたため、

できてないことを指摘されてもそこまでストレスを溜めずにこなすことができましたが、

慣れない業務で、どう対応していいか分からない状態では絶えず不安な気持ちになることもあります。

研修期間中はもちろん、先輩などの教育担当が隣でヒアリング(自身のお客様対応内容を聞いている)していますので、切電(対応を終えて電話を切ること)後にはちゃんとフィードバックしてもらえます。

ただ、この研修期間中にひたすら、自分のできてないところと向き合う必要があるため、

ここをいかに向上心をもって前向きに乗り越えられるかが大事と言えるでしょう。

その点、最初に研修を受け持ってくれる教育担当の先輩は極めて重要な存在です。

当然ながら、教えるのが上手い、こなれた先輩が選ばれますが、人間、相性もありますからね。

そこは難しいところです。

でも自分のためを思ってフィードバックしてくれているはずですから、

早く独り立ちして楽になるためにも、意欲を見せつつ頑張ることをおすすめします。

デメリット❸運動不足(不健康)になりがち

これは業務の特性上、ある意味仕方のないこと、と言えるかもしれません。

といいますか、コールセンターに限らず、世の多くのデスクワーク従事者に言えることでしょう。

毎日、朝から夕方まで、一日中座ったままでの仕事になるため、

特に個人的にトレーニングなどしていなければ、どんどん筋力は衰えていきます。

人間の筋肉の大部分は下半身に集中していると言われてますから、

一日中座りっぱなしで、日頃からウォーキングなど取り入れてない人は特に、

血流も悪くなり、さまざまな病気を引き起こし、寿命が縮む、という説すらあります😱

まして業務によるストレスを発散させるため、帰宅してはお酒ばかり飲んでいると、ますます不健康な生活に。

日頃からウォーキングや筋トレなどの習慣がない方は特にご注意いただきたいものです。

私がSVとして勤めていた時には、

同じチームのオペレーターたち数名は職場に近いジムに通っていました。

やはり、運動不足であることを皆、痛感していたのでしょうね。。

『今日は⚪︎⚪︎をこれだけこなしてきたよ』とか、互いに運動へのモチベを刺激し合っていました。

終日デスクワークになってしまう職場環境では必要なことですね✨😀

コールセンター勤務に挑戦してみよう!

ここまでコールセンター勤務におけるメリット・デメリットをさまざま述べてきましたが、

デメリットは必ずしも”そこまで悪い”印象ではないはずです。

なぜなら、そこにしっかり向き合って対処していけば、

デメリットと言えるほどのものではないことがお分かりいただけると思います。

そう考えると、むしろコールセンターで働くことにはメリットの方が多い、ともいえますね。

①時給が高い

②各種スキルが身につく

③福利厚生が充実している

これらのメリットに意欲を掻き立てられる方は、

ぜひともコールセンターでの勤務にチャレンジしていただきたいと思います✨

そして、世間のコールセンターに対するマイナスイメージを払拭していきましょう。

今後も当ブログでは、コールセンターにまつわる記事をアップしていきます。

興味がある方はどうぞ、他の記事もお読みいただければと思います。

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