「このままでいいの?」20代が転職を考え始めたときに知っておきたいこと
迷うことは悪いことではない。

・今の仕事を続けていていいのか、不安になる瞬間がある
・周りの同世代が転職しているのを見て焦る
・「やりたいことが分からないまま30代を迎えていいのか」と悩む
20代は、ある意味でキャリアの分かれ道。
ここでの選択が、将来の働き方や今後の人生に大きく影響を及ぼす可能性は大いにあります。
その一方で、
「とりあえず今の会社に残る」
「焦って転職する」
という一時の迷いや判断が、後悔につながりやすいのも事実です。
背景には、終身雇用が崩れ、働き方に対する価値観が大きく様変わりし、
キャリアを自分で選び取る時代に変わったことがあります。
今ここで立ち止まって考えないと、気づけば「選択肢がない30代」になってしまう危険があります。
私自身、20代の頃に「このままではマズイ」と悩み、それ以降、複数の転職を経験しました。
(※もっとも、当時と今とでは状況が多少異なりますが。。)
大学受験を失敗した時は、地元の新聞社に勤めようと面接に臨んだこともありましたし、
大学卒業後には、就職難ということもあり、
人材派遣系のベンチャー会社に就職したこともありました。
その後、自衛隊に入ってからもあれこれ迷い、また民間の企業に転職。
20代の頃は『夢多く、迷ってナンボ』が当たり前だと思います。
まして、価値観が多様化したこの令和の時代ではそうでしょう。

本業は会社員の40代ブロガー。
これまでに自衛隊や複数の民間企業など、
通算7度の転職を経験し、数多くの教訓を学ぶ。
2019年から副業としてブログを始め、
少額ながら副収入を得るように。
働き方の多様性やその価値観について継続発信中。
この記事では、
「20代で転職を考え始めたときに確認すべきこと」
「後悔しないための準備」
「20代で転職を考えることのメリットと注意点」
などについて整理し、20代の皆さんが迷いなく行動できるように以下で解説します。
この記事を読むことで、
・自分は今すぐ転職すべきなのか、もう少し準備すべきなのか
・転職で失敗しないために必要なこと
・20代ならではの強みを活かす方法
などが分かり、行動の方向性を明確にできます。
「このままでいいの?」と迷う気持ちは、将来を真剣に考えている証拠です。
大切なのは、衝動的に動くことではなく、正しい準備をして自分に合った選択をすること。
20代の今だからこそ、まだまだキャリアの可能性は広がっています✨
20代で転職を考え始める人が増えている背景

「20代で転職なんて早いのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、令和の今はそうではありません。
厚生労働省の調査によると、新卒で入社した人の約3割が3年以内に転職しています。
昔のように「一度入社したら定年まで」という時代ではなくなり、
若いうちにキャリアを積極的に選び取る人が増えています。
今の転職事情の背景には、次のような変化があります。
・終身雇用や年功序列の崩壊
➡︎ 安定して長く働ける保証がなくなった
・情報化社会の進展
➡︎ SNSや口コミで他社の働き方や待遇が今まで以上に見えるようになった
・価値観の多様化
➡︎「仕事よりプライベートを大事にしたい」「自分の得意を活かしたい」と考える人が増えた
特に『価値観の多様化』については、読者の皆さまも日頃から大事にしている部分ではないでしょうか。
このような時代の変化もあり、
「20代で転職を考える」ことは決して珍しくなく、むしろ自然な流れと言えます。
20代で転職を考え始めたときに確認すべき3つのこと
転職を「なんとなく」の気持ちで進めてしまうと、後悔につながる可能性があります。
少なくとも、まずは以下の3つを確認しましょう。
1. なぜ転職したいのか?(動機の整理)

「上司と相性が合わないから」
「給与が低いから」
という理由も大事ですが、
それだけだと、転職した先でもまた同じような不満を抱える可能性があります。
これは『自己分析』にもつながるところですが、
あなたが転職したいと思う理由(動機)をもっと深掘りして、より明確にしておきましょう。
たとえば、、
・もっと専門的分野でキャリアアップしたいのか
・残業は少なめに、ワークライフバランスを重視したいのか
この転職理由については、働く人の数だけあるといっても過言ではないでしょう。
働き方がますます多様化しているなかで、当然ながら、仕事に対する価値観や考え方も千差万別です。
私が若い頃には、
『あれこれ考える前に手を動かせ』
『仕事は見て盗め(覚えろ)』
的な、体育会系なノリがありましたが、今の時代には"化石"ですよね。
そんな時代錯誤な価値観は全無視で構いませんので、
もしそんなことを言ってくる上司がいたら、その場で転職を検討しましょう。
転職理由は、“あなたが最も大事にしたい価値観"を一つの基準にすることをおすすめします。
2. その悩みは、今の会社で解決できないか?

「転職しか解決策がない」と決めつけてしまう前に、、
ほんの少しだけ考えてみてください。
あなたが『転職したい』と思う理由、その原因となっている問題は、たとえば、
部署異動やスキルアップ、あるいは副業を試してみることで解決できたりしないでしょうか?
あなた自身のちょっとした努力だったり、
希望する部署に異動願いを出してみることで、
ご自身の価値観に見合う働き方が手に入るのであれば、まずはそこを試してみるべきです。
なんだかんだ言って、いざ転職するとなると、それなりに時間や労力を費やします。
あなたが望んでいることは、今よりもっと理想的な働き方にシフトすることであるはずです。
それが今の会社で実現できるのであれば、わざわざ転職活動しなくとも良いのです。
3. 自分の強み・スキルは何か?

20代は他の世代とくらべて経験が浅い分、
転職に対して不安を感じるかもしれません。
ですが、採用する側の企業からすれば、
20代の若さをポテンシャルととらえることが多いです。
たとえば、
・新しい環境に適応する柔軟性
・成長意欲
これらは20代ならではの強みです。
それなりに経験や実績を積み上げた30代以降の世代にはなかなかできないことです。
こういった、20代特有の強みに加え、
あなた自身の個人的な強みやスキルがないか、紙に書いて洗い出してみましょう。
転職を後悔しないために必要な準備

転職活動は準備がすべてです。
思いつきで求人に応募するのではなく、以下に述べるプロセスをしっかり実践していきましょう。
・キャリアの棚卸し
➡︎ 過去の経験や成果を整理し、履歴書・職務経歴書にまとめる
・市場価値を知る
➡︎ エージェントに登録すると「あなたならこのくらいの年収」と具体的に教えてくれます。
・非公開求人の情報収集
➡︎ エージェントは一般には出回らない求人を多数持っています。
・面接対策
➡︎ 20代は「志望動機」や「将来のキャリアプラン」を重視されるため、
模擬面接などを通してブラッシュアップしておきましょう。
👉 一人で準備を進めると偏りが出やすいですが、
エージェントを利用すれば効率的に進められます。
20代で転職を考えることのメリットと注意点

転職を検討する際には、以下に列挙するメリットと注意点をそれぞれ知っておいた方が良いです。
【メリット】
・第二新卒や20代向けの求人は他の世代に比べて豊富
・未経験業界への挑戦がしやすい
・若さやポテンシャルを重視して採用してもらえる
これらのメリットは一見、
『すぐに転職が決まりそう』
『あまり苦労することはなさそうだな』
と、安易に考えてしまいがちです。
実際、40〜50代の方が転職活動することに比べれば難易度はかなり低いと言えるでしょう。
ですが、転職先が決まりやすいからこそ、
新たな職場で後悔することのないよう、
また、同じ失敗を繰り返さないよう、
しっかり自己分析して、慎重に決めていくべきです。
それでは以下の注意点も見ていきましょう。
⚠️注意点❶ 不満の解消だけが目的だと、また同じ壁にぶつかる可能性がある!

最もありうる可能性として、『人間関係の悩み』を解消しようとして転職に結びつけてしまうパターンです。
自分と相性が合わない上司や、顔を見るのも嫌になる同僚なんてのは、
この先どこに転職しても遭遇する可能性があります。
これまでに通算7回の転職を経験している私が保証します。
(※あまり偉そうに言えることではありませんが💦)
どうしても転職を考えたくなるほど職場の人間関係がストレスなのであれば、
なるべく以下の内容も合わせて考えてみましょう。
・少しでも自分のスキルや強みを活かせる業種や職種に転職する
・専門スキルを活かすことで、フリーランスや業務委託として働ける場を探す
ご自身のスキルや強みを思う存分に活かせる職場であれば、
多少、相性の合わない上司がいたとしても、
必要以上にマウントをとられたりする理由はありません。
なぜなら、あなたがご自身の強みを発揮し、
仕事でそれなりの成果を出せているはずだからです。
それでも何かしら嫌味を言ってくる上司や同僚に対しては、
実績を武器に、そういう人たちの異動を願い出ればいいわけです。
また、そもそも、フリーランスや業務委託として契約できそうな会社があれば、
職場でそこまで関係性に縛られる必要はなくなりますので、
その点はだいぶストレスフリーになります。
⚠️注意点❷ 求人票だけでは分からない「職場の雰囲気」「働き方のギャップ」に注意!

転職サイト内の求人情報や、転職エージェントから紹介された求人内容に記載されていることをすべて鵜呑みにしてはいけません🖐️
企業はとかく、自分の会社の"ブラックな点"や"ヤバイ内容"を求人情報に載せるわけがなく、
あくまで「魅力的な点」や「無難な内容」しか記載しないからです。
また、すべての転職エージェントがそうだとは言いませんが、
彼らも『転職したい若者をどれだけ企業に入社させるか』が彼ら自身の利益につながっていますので、
100%信用しないことです。
求人情報の内容はあくまでも参考情報として閲覧し、
本当に気になる会社があれば、ご自身でその会社のHPを調べたり、
クチコミ情報を探ったりなどして、“情報のギャップを埋める"作業をおすすめします。
(※ただし、クチコミサイトに載っているネガティブな情報も、単にその会社と価値観が合わずに不満を述べている場合もあります。あくまで参考程度にしてください。)
これは私自身が経験したことですが、
『面接時に確認した給与面の待遇が、入社後に聞かされたものとはだいぶ異なっていた』というのがあります。
どれだけ信用できる会社か否か、あらゆる角度から情報を収集し、
あとで悔やむことのないよう注意してください。
⚠️注意点❸ 転職回数が多すぎると「すぐ辞める人」と思われてしまう

正直、20代で何社も転職を経験されている方はそう多くないと思いますが、
もしこの点で不安があるという方は、それこそご自身が転職したい理由を"明確かつ具体的"にしましょう。
そのためにもやはり、『自己分析』を徹底的に詰めていくことです。
自分の強みは何か、
どういう時にやりがいを感じるのか、
弱みをカバーできるのはどういうことか、
そういったことを事細かく追求し、できれば仲の良い友人や家族にも質問してみましょう。
『自分の強みってなんだと思う?』と。
あなたが今後働いていくなかで、
「自分の揺るぎない価値観はこれだ!」と明確に、論理的に説明できる状態になれば、
どれだけ転職歴があろうと気にする必要はないでしょう。
また、「これが初めての転職です」という方も、この点は今後、注意していただきたいと思います。
採用する企業側としても、あなたがこれから歳を重ねれば重ねるほど、
履歴書の会社歴が何行もぎっしり埋まっている人は、必ずその経緯を気にしてきます。
面接で質問されることもあるでしょう。
『あなたが○△会社を辞めた理由はなんですか?』と。
その都度、明確に返答できれば問題ありませんが、
なるべく答えに詰まってしまうような転職歴を作らないためにも、
何度も繰り返しになりますが、しっかり自己分析し、悔いのない転職ができるようにしましょう。
転職エージェント選びは慎重に〜おすすめは『アルバトロス転職』

マイナビ、リクルートエージェントにdoda。
20代転職に強い転職エージェント(サイト)はたくさんありますが、エージェントも人間です。
必ず相性があります。
自分の希望条件を拡大解釈し、こちらが処理しきれないほど大量の求人情報を送りつけてくる人もいました。
もちろん、こちらの立場に寄り添い、親身にアドバイスしてくださる方もいます。
また、先の項目でも触れましたが、わざわざ転職先の“悪い噂"を最初から開示してくれる人はいません。
これも私自身の経験談ですが、
転職した会社の職場環境があまりに悪く(主に指導体制)、
3ヶ月程度で辞めてしまった会社がありました。
環境の悪さを事実として、紹介してくれたエージェントの人に説明したところ、
『あ〜やはりそうでしたか。。実は以前にもあったんですよね。。』と。。
私としてはその人を責める気にはなれませんでした。
私が転職に成功するよう、昼夜問わずマメに連絡をくれましたし、
何より転職の条件であった国家資格の取得にも手助けいただいていましたので。。
こういったケースは決して珍しくありません。
転職エージェントの中には都合の良い話ばかりを聞かせ、
転職(候補)先の会社の実情を知っていたとしても話してくれない場合もあります。
このような実情を踏まえ、
私が自信を持っておすすめできる転職エージェントとして、
『アルバトロス転職』があります。
『退職代行モームリ』サービスを展開しているアルバトロスでは、
退職代行を利用された企業データを活用し、
自分らしく安心して働けるような会社と出会うサポートを実施しています。
アルバトロス転職では、キャリアアドバイザーが転職希望者の経歴、転職理由、希望条件、希望職種などをヒアリングし、その内容を元に、求人票だけでは分からない社内の雰囲気や実際の働き方など、入社後のキャリアアップまでをしっかり考え、全国・全職種、常時15万件以上の求人情報の中から、最適な提案をしています。
他の転職エージェントとは違い、
実際に『退職代行』を利用されるようなブラックな会社と巡り合うことがまずないのが強みです。
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(もちろん、メールや電話での相談、対面も可能です。)
転職エージェント選びに迷っている方は、ぜひ検討してみてください。
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当ブログでは、『退職代行モームリ』さんの事業内容についてインタビューさせていただいた記事も掲載しています。
アルバトロス社について初めて知ったという方は、こちらの記事も参考にしてみてください。