【副業の時間を確保するための転職戦略】〜本業と両立する働き方の選び方

転職で副業時間を生み出すという新しい発想

副業を頑張っているあなたへ~こんな悩みはありませんか?

・副業を始めてはみたけど、、平日は残業続きでとても時間がない…

・休日は疲れて寝て終わってしまい、結局、副業にまともに取り組めていない…

・今の会社は副業禁止。転職した方がいいのか迷っている…

「副業で収入やキャリアの幅を広げたい」と考える人は増えていますが、

実際には本業の労働環境などが大きな壁になっています。

日本ではまだまだ「会社にすべてを捧げる」という考え方が根強く、

残業を含む長時間労働や副業禁止規定に縛られている人が少なくありません。

今のまま我慢していては、副業での成長どころか、

理想の働き方を手に入れるチャンスすら失ってしまいます。

私自身もかつては、残業が常態化する環境に身を置き、

副業どころか自分の時間すらまともに確保できませんでした。

そこから「働き方を変える」という視点で転職を選び、

副業と両立できるどころか、副業に力を入れやすいライフスタイルにシフトしてきました。

現在はブログ運営をはじめとして複数の副業に携わりながら、

同じ悩みを持つ方に向けて情報発信しています。

シンはこんな人

本業は会社員の40代ブロガー。
これまでに自衛隊や複数の民間企業など、通算7度の転職を経験。

2019年から副業としてブログを始め、少しずつ、副業の幅を広げる。
2024年、副業しやすい職に転職、副業時間を大幅に広げる。
現在、「転職」や「働き方」に関する記事を継続発信中。

この記事では、「副業時間を確保するために転職する」という新たな発想について、

その背景・転職先の選び方・注意点などをわかりやすく解説します。

この記事を読むことで、以下のようなメリットを得ることができます。

この記事から得られるメリット

・「副業と両立できる会社の条件」を理解できる

・転職を副業戦略の一部として考えるヒントが得られる

・実際に副業時間を増やし、収入やキャリアを伸ばす具体的な道筋が見える

これまでは、副業といえば「空いた時間で本業の片手間にやるもの」という概念があったかと思いますが、当ブログにおいては、本業と同等に扱い、『働き方全体を最適化する』というスタンスでいます。そういう意味では、複業(マルチジョブ)という言葉の方がふさわしいかもしれません。

もし今の働き方に縛られて副業に挑戦できないのだとしたら、

まずはその環境を変えることこそが、未来の自分にとって大きな一歩になります。

以下で詳しく解説していきます。

なぜ「副業のために転職する」という発想が注目されるのか?

近年、副業を始める人は増えています。

その背景には、

「収入を増やしたい」

「スキルを磨きたい」

「将来の独立を視野に入れたい」

といった理由があります。

しかし実際には、副業をやりたくても時間が取れないという大きな壁に直面している人がほとんどです。

その一方で、働き方改革やテレワークの普及により、

**「本業だけに縛られない働き方」**を選ぶ人も確実に増えてきました。

国も副業を推進する方向に舵を切り、多くの企業が副業解禁へと舵を切り始めています。

こうした流れのなかで、

・「副業が堂々とできる会社に転職したい」

・「副業に使える時間を増やすために環境を変えたい」

というニーズは少しずつ高まっています。

つまり、「副業を前提に転職する」という考え方は、

決して珍しいものではなく、また、必ずしも"不純な動機"とも言えません。

逆に言えば、副業で成果を出せる人、稼ぐ意識が高い人というのは、

自然と知識欲もあり、スキルアップを欠かさないので、

どこの会社もそのような貴重な人材には本来働いてほしいはずなのです。

自主的にスキルアップを目指す人材を歓迎する企業も少しずつ増えていますから、

「副業を前提に」というのは、これからのキャリア設計において自然な発想になりつつあるのです。

副業の時間を奪う会社の特徴

副業を始めたいと思っても、

まず立ちはだかるのが「今の会社の労働環境」です。

実は、働き方そのものが副業を阻んでいるケースが少なくありません。

ここでは、副業時間を奪ってしまう会社の特徴を以下に整理します。

特徴❶ 長時間残業が常態化している

毎日のように定時を超えて働く職場では、

当然ながら副業のための時間も体力も残りません。

平日はもちろん、休日までその疲れが及び、

とても副業にまで心を向ける余裕などなくなってしまいます。

特徴❷ 副業禁止規定が厳しい

就業規則で「副業禁止」と明記されている会社では、

副業が発覚した際には最悪の場合、懲戒処分を受けるリスクがあります。

こうした環境では、副業に挑戦すること自体が大きな壁となります。

特徴❸ 業務効率が悪く拘束時間が長い

同じ業務量でも、たとえば効率的に仕事を進められる環境かどうかでも拘束時間は大きく変わります。

意味のない無駄な会議や古いシステムが通例として残っている会社では、

「働いている時間=成果」にならず、結果として自由な時間を奪われてしまいます。

特徴❹ 通勤時間が長い

片道1時間以上の通勤を毎日繰り返すだけでも、

週に10時間以上を移動のためだけに費やすことになります。

この時間を副業に回せれば、スキルアップや収益の確保につなげられることは言うまでもありません。

副業時間を確保できる転職先の条件

「副業をやりたいのに時間がない」という状況を抜け出すには、

転職先を選ぶ段階で副業との両立を意識することが大事になってきます。

ここでは、副業時間をしっかり確保できる会社を見極めるためのポイントを一つずつ、解説します。

副業解禁企業を選ぶ

まず大前提として、副業を公式に認めている企業を選ぶことです。

求人票や企業サイトには「副業可」「兼業可能」といった表記も目立ちますし、

検索条件に『副業OK』などといったキーワードを含むことで、容易に探し出すことができます。

仮に、そういったキーワードが明記されていない場合でも、

口コミサイトや転職エージェントを通じて企業の実態を確認することが重要です。

また、就業規則で"副業禁止"と明記されている場合であっても、

よくよく会社の内情を探ってみると、

実は半ば暗黙の了解で副業を容認している場合もありますし、

一概に懲戒処分を受けるとも限りません。

人手不足で困っている会社ほど、辞められたら困るという事情もあるからです。

たださえ人材の採用に頭を悩ませているのに、

社員一人一人の副業の内情まで把握しているゆとりがない、というのが実情でしょう。

私が勤めている会社もどちらかというとこのケースに近いです。

だからといって、就業規則で禁じられているのに堂々と副業をするのも決して良くはないですが、

結局は“自身の労働市場価値を会社に認めてもらっているか"、ということに尽きると思います。

副業ですでにある程度の成果を出せている、

もしくは長らく継続できているのであれば、

それが自信となり、会社側にも強気な姿勢で臨めます。

『副業を認めていただけないのであれば、転職も検討させていただきます。』と。

私は実際、所属部門の上司にそう発言したこともあります。

副業を公に認めている同業他社の存在を知っているからでもありますが。

もちろん、自身の主張を通すだけでなく、

本業の業務でも結果を残すことです。

本業で成果を出せていれば、人手不足な会社ほど、上司も強気にはなれません。

手前味噌な言い方に聞こえるかもしれませんが、

副業を継続するなど、自己投資に熱心な人間ほど、

本業でも結果を残していることが多いものです。

リモートワークやフレックス制度がある

在宅勤務やフレックスタイムを導入している企業は、

時間の自由度が高く、副業との両立に向いています。

特に通勤時間がゼロになるリモートワークは、

副業時間を捻出するうえで大きなアドバンテージです。

それまで往復2時間を通勤に費やしていたとすれば、

在宅勤務できる会社に転職するだけで週に10時間は余分な時間を確保できます。

また、自宅からほど近い勤務場所を選ぶのも一つの手です。

私の現在の職場は自宅から徒歩約20分ほどの距離ですので、

電車通勤の同僚に比べれば時間には恵まれていると言えます。

在宅勤務ができる会社を探すのが難しければ、勤務場所で検索してみるのも良いでしょう。

残業が少ない or 定時退社が可能

求人情報や口コミから「平均残業時間」を確認することも大切です。

残業が少ない会社、または繁忙期を除いて定時で帰れる会社なら、

副業に安定して取り組める環境が整います。

ただし、求人票には悪い面を記載しない会社もあるため、

気になる企業はクチコミサイトなどでその企業の内情をよく調べることをおすすめします。

PR



見方によってはシフト制勤務もおすすめ

これは少し変則的な見方ですが、、

夜勤勤務も問題ないという方であれば、

『シフト制の勤務体系』を視野に入れて探してみることもおすすめします。

なぜなら、夜勤帯は業種によってはほとんど仕事らしい仕事がなく、

しかも職場によっては自由に本を読んだりすることも可能で、

自身のスキルアップに多くの時間を割くことができるからです。

しかも夜勤明けの翌日は『休養日』になりますから、

体力に自信のある方は、多少の眠気を我慢してそのまま副業に充てることもできます。

時間の使い方によっては『週5日のフルタイム勤務』に比べ、

何倍もの副業時間を確保することも可能です。

ショートスリーパーな(短時間睡眠で問題ない)方は、

健康を損なわない程度に、シフト制勤務も検討する価値があります。

副業を理由に転職する際の注意点

「副業のために転職する」という発想は良いのですが、

だからといって、その意図をそのまま面接の場などでダイレクトに伝えてしまうのはよろしくありません。

ここでは、転職活動で押さえておくべき注意点を解説します。

注意点❶ 面接で「副業目的」と言いすぎない

たとえ求人票に『副業OK』などの記載があったとしても、

転職理由をストレートに「副業のため」と伝えると、

「本業に集中する気がないのでは?」と疑われかねません。

建前としては、

「ワークライフバランスを整えたい」

「スキルを広げて会社に還元したい」

といった表現に置き換えることが賢明ですし、

「副業はあくまで付随する要素」という姿勢で臨む方が好ましいです。

注意点❷ 転職後すぐに副業へのめり込みすぎない

新しい職場に慣れる前に副業へ全力投球してしまうと、

本業での評価を落とすリスクがあります。

副業に本腰を入れるのは、仕事の流れや人間関係が安定してからにするのがベターです。

私は実際、転職してまもない頃は本業の仕事に慣れることを優先していました。

仕事のコツやペースを掴めるようになれば自然と成果が伴ってきますし、

その結果、副業に取り組みやすくなります。

やはり本業とのバランスが大事になります。

注意点❸ 情報管理とコンプライアンスに注意

本業で知り得た情報を副業に流用するのはNGです。

特に業務上クライアントと密接に関わる仕事をしているのであれば、

業務内容の一部を漏洩するだけで、あなた個人ばかりか、会社そのものが信用を失う結果となります。

会社が副業を容認していても、モラルやルールを守る姿勢は常に問われますし、

守秘義務に違反して懲戒処分となってしまっては副業どころではなくなります。

まとめ: 副業を前提とした転職は「働き方の最適化」

「副業をやりたいけれど時間がない」

「会社の規定や働き方が壁になっている」

――そんな状況に悩む人にとって、転職は副業を実現するための強力な手段となります。

『副業のために転職する』という発想は、

決してわがままではなく、人生全体を最適化するための"働き方戦略"です。

そもそも、“人生をどのように生きるか"はもっと自由に柔軟に考えていいはず。

生活費を稼ぐために会社の給与収入に依存することはやむを得ませんが、

いつのまにかその前提から抜け出せないまま、

ムダに歳を重ねてしまうのは悲劇としか言えません。

残業を重ねて心身ともにボロボロ。。

疲れ果てた身体を引きずって帰宅。

長い時間をかけて自宅と職場を往復するだけの空虚な毎日。

そんな人生を望んでいたのでしょうか?

生活費を稼ぐため、家族を守るために働かなければいけないとしたら、

せめて自分自身が生き生きと働ける環境に変えることです。

まずは少しでも興味を持てそうな副業を始めてみる。

少しずつ継続してみる。

『これはやりがいがありそうだ。』

『続けていて楽しい!』

本来、働き方はそうあるべきでしょう。

人生における大半の時間を費やすわけですから。

もちろん、そのような"天職"に巡り会えるのであれば、会社勤めでもいいでしょう。

ムリに副業を頑張らなくてもいいんです。

でも実際にはそうじゃない人の方が大半ですし、

だからこそ副業というワードが世間に広まるようになり、

「副業解禁」という言葉も取り沙汰されるようになっています。

これからの時代、副業は「本業の給与収入の不足分を補うもの」から、

『自分らしい生き方を探すきっかけ』に変わっていくかもしれません。

いや、そうならなければいけません。

毎日がワクワクするような働き方こそ、あなたが望んでいることではないでしょうか。

ライスワーク(ご飯を食べるための仕事)から、ライフワーク(人生を充実させる仕事)へ。

楽しく続けられる副業が見つかったら、

あるいは今現在あるのなら、

近い将来、それを本業にしてしまえばいいのです。

もし今の働き方が副業の大きな足かせになっているのなら、

思い切って環境を変えることを検討してみてもよいでしょう。

あなたの“働き方戦略"、今すぐ見直してみませんか?

PR



当ブログでは、『本業を続けながらブログ副業を始める理由』について解説した記事も掲載しています。

ブロフ副業に興味のある方は以下の記事を参考にしてみてください。

【「時間がないから副業できない」は誤解】~副業初心者が本業を続けながらブログを始めるべき理由~

➡️ 『もう迷わない!〜退職・転職』ページ