【第二新卒の転職記録】『好きな仕事』と『向いてる仕事』が違うと気づいた24歳の再スタート

2025-11-16

「好き」と「向いてる」は違う? 仕事に迷う20代が知っておくべき現実

「好きなことを仕事にしたい」と思っていたのに、、、。

いざ働き始めてみると、理想と現実のギャップに戸惑っていませんか?

20代の方へ〜こんな悩みはありませんか?

・本当はクリエイティブな仕事に就きたかったけれど、現実的に難しくて別職種を選んだ。。

・毎日同じ作業の繰り返しで、「自分には向いてないのかも」と感じる。。

・転職したいけれど、“失敗したらどうしよう"と動けずにいる。。

・同期の活躍を見るたびに、焦りと迷いが募る。。

このブログに登場するミキ(24歳)も、まさにそのひとりでした。

学生の頃、彼女はイラストやデザインに夢中でした。

就活でもデザイン系企業を志望していましたが、実績や採用枠の壁などに阻まれ、ひとまず現実的な理由から“経理事務職”を選びました。

「まずは安定して働ける仕事を」──そう自分に言い聞かせての社会人スタート。

けれど、日々の仕事の中で彼女は次第に気づいていきます。

“好きな仕事”と“向いてる仕事”は、必ずしも同じではないということに。

このまま惰性で続けてしまえば、

・成長実感を得られず、モチベーションが下がる

・やっぱり好きでもない仕事だからと、ネガティブな気持ちが前面に出てしまう

・自分の本当にやりたいことを見失ってしまう

と、、結局、自身が望んでいない結果を招いてしまいます。

会社員・ミキ(24歳)はこんな人

ミキ20代・経理事務職)
「新しい職場に馴染めないそんな不安を抱える若手社員」
・年齢:24歳
・立場:入社2年目の経理事務職
・抱える悩み:もともと漫画家志望であり、デザイン系会社への就職を希望。今後のキャリアについて迷い悩む。

私自身、学生の頃は英会話サークルに所属していたほど英語を話すのが好きで、"好きを仕事にできたら最高"と考えてましたが、"就職氷河期"だったこともあり、大学卒業後は英語を全く使う機会のない会社へ。

そこから“自分の強み”と“向いてる方向性”を見直し、『英語を使う仕事』を中心にキャリアを再構築してきました。

シンはこんな人

本業は会社員の40代ブロガー。
自衛隊や複数の民間企業など、通算7度の転職を経験し、

その過程でさまざまな世代の同僚と対話を重ね、
「人間関係の悩み」「転職・退職にまつわる悩み」に向き合う。
ブログを通して、働き方の多様性やその価値観について継続発信中。

この記事では、

ミキ(24歳)の体験をもとに、「好きな仕事」と「向いてる仕事」の違いを整理しながら、

“自分の強みを活かす転職”の考え方をわかりやすく解説します。

この記事を読むことで、以下のメリットを得られます。

・なぜ「好きな仕事」がしんどく感じるのかが分かる

・"向いてる仕事”の見つけ方が具体的にイメージできる

・第二新卒として“後悔しない転職”を選ぶための考え方が身につく

つまり、

「自分は何が向いているんだろう?」と迷っているあなたが、

“本当に自身に合った働き方”を見つけるためのヒントを得られます。

単純に"好き”だけでは仕事は続きません。

でも、“向いてる仕事”を軸にすれば、キャリアは確実に安定していきます。

ミキのように、自分の中に眠っていた「強み」に気づいたとき、あなたも自信を持って"再スタート”できるはずです。

ここからは、当ブログに登場するキャラクター「ミキ(20代・女性)」の視点でお届けします。

“「好きな仕事」と「向いてる仕事」のギャップ”に悩む一人の物語を通して、

あなた自身の「働く意味」を一緒に見つめていきましょう。

(※登場する人物・団体・エピソードはすべてフィクションであり、実在のものとは関係ありません。)

「好きな仕事=天職」とは限らない理由

ミキは学生の頃、イラストやデザインに熱中していた。

授業の合間、何気なく描いたイラストをSNSに投稿し、

少しずつフォロワーが増えていくのが嬉しかった。

「いつかこの世界で働きたい」

──そんな思いで、デザイン会社を中心に就職活動を進めていた。

だが、現実は厳しかった。

デザイン系の会社で『未経験可』の求人は少なく、

ポートフォリオを持っていても「実務経験者優遇」の壁が立ちはだかる。

面接で落とされるたびに、自分の実力のなさと、夢を追うことの難しさを痛感した。

気づけば、周囲の友人たちは次々と内定を決めている。。。

焦りと不安の中で、ミキは「とにかく早く働かないと」と思うように。

そして目に留まったのが、経理事務職の求人だった。

「数字を扱う仕事か…得意じゃないけど、安定してそうだし…」

自分に言い聞かせるように応募し、あっけなく内定。

正直、心から喜べなかったが、「とにかくここで頑張ろう」と腹をくくった。

入社して数か月。

周囲は静かで真面目な雰囲気、ルールや手順も厳密に決まっている。

”クリエイティブ”とは正反対の世界だった。

請求書をチェックし、数字を打ち込み、ミスがないかを何度も確認する。

初めのうちは“地味で退屈な仕事”だと感じていた。

モニターに映る表計算の数字を見ながら、

「私、何をしているんだろう...──そう思う日が増えていった。

しかし、ある日ふと気づいた。

自分が作った経費一覧表が、上司から「分かりやすい」と褒められたのだ。

「細かい部分までよく整理できてるね👍」と言われた瞬間、

胸の奥が少し温かくなった。

会社員・ミキ(24歳・経理事務、働き方に迷い中)

──自分は、思っていたより“見映えを整える”
ことが得意なのかもしれない…..

その日を境に、ミキは数字の裏にある「整合性」や「仕組み」を見るようになった。

エクセルの関数を調べて自動化してみたり、帳票のフォーマットを少し見やすく工夫してみたり。

それが意外と楽しかった。

「好き」ではなかった仕事の中に、自分の内側にある“向いている部分”が掘り起こされたような。。。

そしてその瞬間、ミキは少しだけ、自分の仕事を見直すことができた。

ミキ(24歳)が“向いてる仕事”に気づいた瞬間

経理の仕事を始めて2年が経った。

あの頃感じていた“違和感”は、今でも完全には消えていない。

──私、本当はイラストの仕事がしたかったのに。。

数字を見つめながら、ふとそんな思いがよみがえる。

学生時代の私は、イラストを描いている時間が何より楽しかった。

夜中までペンタブレットを握りしめ、線を引き続けていた。

夢中になるという感覚を、あのとき確かに知っていた。

けれど、今の私は、電卓とパソコンを前に、伝票とにらめっこ。。。

“好き”ではない。だけど、不思議と「嫌い」とも言い切れなくなっていた。

少し前までは、「なんでこんな地味な仕事をしているんだろう」と思っていた。

でも最近は、数字がぴたりと合った瞬間に、小さな達成感を覚える。

資料を整理して、スッキリとしたファイルに仕上がると、胸の奥が静かに落ち着く。

気づけば私は、『細かいチェックや全体の様式を整える作業』を“嫌ではない”と感じるようになっていた。

ある日、上司から言われた。

「ミキさんの集計表、見やすくていいね。」

その何気ない一言が、心に残った。

──もしかして私、こういうこと、向いてるのかな?

「向いてる仕事」なんて、これまで考えたこともなかった。

就職活動では、“やりたいこと”だけを軸に考えていた。

でも、社会に出てみると、やりたいことだけでは続かない現実がある。

少し冷静になって振り返ると、

子どもの頃から、整理整頓やまとめ作業が好きだった。

図工の授業より、ノートを綺麗に写す方が得意だったかもしれない。

会社員・ミキ(24歳・経理事務、働き方に迷い中)

もしかしたら──
私は「作る」よりも、
やっぱり「整える」ほうが得意なのかもしれない。

そう思うようになってから、仕事の見え方が少しだけ変わった。

“やらされている仕事”ではなく、“自分の特性を試す場所”になった。

すると、不思議なことに、周囲からの信頼も少しずつ増えていった。

「向いてる仕事」というのは、

派手さや憧れではなく、“自分の強みが自然に発揮できる場所”なのかもしれない。

そう感じたのは、このときが初めてだった。

そして、この小さな気づきが──

後に私が“再スタート”を決意するきっかけとなったのだ。

“好きなこと”と“向いてること”のバランスをどう取るか

経理の仕事に慣れてきたとはいえ、

ふとした瞬間に、あの頃の夢を思い出すことがある。

SNSで流れてくるデザインやイラスト業界の投稿を見ると、胸の奥が少しざわざわ…

「やっぱりあっちの道を諦めたのは間違いだったのかな。。気になるぅぅぅ。。」

そんな考えが頭をよぎる。

──でも、同時に思う。

もしあのままデザインの世界に飛び込んでいたとして、

私は本当にやっていけただろうか?

締め切りに追われ、自分の好きなように描く時間もなく、

作品ではなく“案件”として絵を仕上げる毎日。

それは、想像していた“好きな仕事”とは、もしかしたら違うかもしれない。

一方、今の仕事では、

「整える」「仕組みを作る」「数字を分析する」──

そうしたことをしている自分に、妙な心地よさを覚える瞬間がある。

『こんなの絶対好きじゃない』と思っていた経理の仕事の中に、

実は自分の“得意”が眠っていた。。。

少し前の私なら、「得意=好きで続ける仕事」だと思っていた。

でも今は違う。

“得意なこと”は、“向いていること”とほぼ同義なのだと気づいた。

そして、向いていることを磨いていくうちに、その中に新しい“好き”が生まれることもある。

それまでに自分でも気づかなかったような何かが。

たとえば最近は、数字の裏にある“人の動き”を読むのが面白く感じる。

経費の傾向を見て、部署ごとの流れを分析したり、

「この部分を変えれば効率が上がるかも」と考えたりする。

以前ならただの数字の羅列だったものが、

今では“社会の仕組みの地図”のように見える。

会社員・ミキ(24歳・経理事務、働き方に迷い中)

、、、なんて、すごく分かったつもり満載になってるけど、
もしかしたら、私の「分析好き」な部分は、
デザインで培った「構成を考える力」と繋がっているのかもしれない。

そう思った瞬間、

“好きだったこと”と“向いてること”が、どこかで重なっている気がした。

結局、「好き」と「向いてる」は、どちらかを選ぶものではなく、

バランスを取って育てていくものなんじゃないかな。

好きなことは、私の「原点」。

向いていることは、私の「現実」。

どちらかが欠けたとしたら、自分らしい働き方にはならないんだと思う。

そして、その重なりを探すことこそが、

“これからのキャリア”を形づくる第一歩なんだよ、きっと。

第二新卒として「向いてる仕事」に転職するためのステップ

「この仕事、私に合っているのかもしれない」

そう思えるようになってから、職場に対する見方が少しずつ変わっていった。

経理の仕事は地味だけど、確実に“形に残る”仕事だ。

月末の締め作業が終わるたびに、数字の整合がぴたりと合う。

あの瞬間の静かな達成感──それは、以前感じていた“創作の充実感”とは違うけれど、どこか似た感覚がある。

それでも、私は”あること”に気づいていた。

「このままずっと経理でキャリアを積んでいく自分」が、どうしてもイメージできなかった。

同じ作業を繰り返す日々の中で、

もう少し“自分の考え”や”自分らしさ”を活かせる環境に行きたいと思うようになっていた。

「向いてる」と感じる要素はあるけれど、“好き”を完全に手放したわけじゃない。

私はきっと、分析と創造のあいだにいたい人間なんだと思う。

そう気づいたとき、「転職」という言葉が現実味を帯びてきた。

以前の、「職場の人間関係が嫌だから転職したい」と、

なんとなく逃げたい一心で考えていた時とは明らかに違う。

そして、新卒の頃の就活とも違う。

今度は「やりたい」ではなく、「自分に向いているか」で選びたい。

──第二新卒として、再スタートを切る。

そう決めてから、私は自分の“強み”を整理することにした。

どんな仕事で褒められたか、どんなときに集中できたか。

自分の行動をひとつずつノートに書き出していく。

思っていた以上に、「数字を扱う力」「整理する力」「構成を考える力」が並んだ。

デザインの夢から離れた今でも、その「構成力」が生きていることに気づいた。

次に、「自分に合う環境」を考えた。

静かで集中できる空間。

チームよりも個人で動く仕事。

でも一人で黙々と作業するだけではなく、時々アイデアを提案できるような場所──

そんな職場なら、自分らしく働ける気がした。

とはいえ、転職活動は簡単じゃない。

第二新卒として再び就活をするには、情報も準備も必要だ。

特に「未経験職種」に挑戦する場合、

一人で探すよりも第二新卒専門の転職エージェントを頼ったほうがいいと感じた。

ネットで調べてみると、

「Kikkake」「ネオキャリア」など、

第二新卒に特化したサービスが多く見つかった。

“強み”や“向いてる仕事”を一緒に整理してくれるという。

一人で迷うより、プロと一緒に考えた方が早いかもしれない。

そう思った私は、相談予約のページを開いた。

再スタートを決めた今の自分にとって、必要なのは「行動」のみだ。

好きだった夢を完全に諦めるわけではない。

ただ、“好きなことを仕事にする”という狭い考えから、

“自分の強みを活かせる仕事を選ぶ”という広い視点に変える。

それが、私の新しい「働き方の軸」になった。

まとめ:”好き”よりも、“向いてる”から始めよう

転職活動を始めてから、私はこれまでの自分を何度も振り返った。

「好きなことを仕事にしたい」

ずっとそう思って生きてきた。

でも今なら分かる。

“好き”だけを追い続ける働き方は、思った以上に不安定。

好きなことをしている時って、気持ちが高揚している。

けれど、その気持ちがずっと続くわけじゃない。

そりゃ、人間、気持ちが沈む時もあるよね。

その、ふだんより元気がない時でも仕事をこなすには、

”ごく自然体でいられる”、そう、

「向いている」という土台が必要ということに気づいた。

私の場合、経理という“予想外の場所”でその土台を見つけた。

地味で退屈だと思っていた仕事の中に、自分の“強み”が潜んでいたことに気づいた。

それは、私がずっと避けてきた「数字」や「構造」の世界だった。

でも、そこに私の得意があったわけで。

そしてその得意を活かせば、もっと広い世界に挑戦できるかもしれないと思えた。

会社員・ミキ(24歳・経理事務、働き方に迷い中)

“好き”と“向いてる”は、最初から重なるわけじゃないんだ。
けれど、向いてることを伸ばしていけば、
その先に“好き”が重なってくることもある。

そう気づいたとき、心の中の焦りが少しずつ薄れていった。

もう2年も今の会社にいるけど、最初に希望する会社に行けなかったことも、

全部、今の自分につながっているんだと思えるようになった。

私は、第二新卒として再スタートを切る。

「好きな仕事」にこだわるんじゃなく、

「自分を活かせる仕事」を選ぶ。

それが、これからの私の“正解”。

きっと、そのはず。

もし今、同じように迷っている人がいるなら、

どうか焦らず、自分の中にある“向いてる”の芽を探してほしい。

好きなことを諦める必要はない。

ただ、「好き」を叶える方法はひとつではないんだし、私はこの2年間でそれを学んだ。

再スタートって、何かを捨てることじゃなくて、

“新たに気づいた「自分の強み」を活かす” ことなんだよ。

──

本ブログに登場する人物・ストーリーはフィクションです。

現代の働き方・人間関係の課題をテーマに、架空の登場人物を通してリアルな心情を描いています。

──

ミキの“再スタート”が教えてくれること

いかがでしょうか?

ここまで読み進めたことで、あなたの気持ちの中にもすでに変化が生まれているかもしれませんね。

ミキのように、「好きな仕事」と「向いてる仕事」のあいだで迷う20代の方は少なくありません。

社会人として数年働く中で、“理想と現実のギャップに気づくのは、ごく自然なことです。

あなただけではありません。

最初の職場で感じる違和感は、決して失敗ではありませんし、

むしろ、それは“本当の自分”を知るためのきっかけになります。

第二新卒という時期は、キャリアを立て直す「最後のチャンス」などではなく、

**「本当のスタートライン」**なのです。

大切なのは、「これからどんな働き方をしたいのか」を自分に問い直すこと。

そして、「どんな環境なら自分の強みを発揮できるのか」を見つけることです。

ただ、その答えを一人で見つけるのは簡単ではありません。

なぜなら、自分の“向いている方向”は、意外と自分では見えにくいものだからです。

そんなときに頼れるのが、第二新卒専門の転職エージェントです。

彼らは、自己分析やキャリアの整理を一緒に行い、

あなたの「強み」や「向いている仕事」を客観的に導き出してくれます。

ミキのように、「好き」と「向いてる」の両方を見つめ直し、

さらにそれを結論づけられる人って、まれかもしれません。

次の一歩を踏み出したいあなたにとっては、

エージェントこそが、心強いサポートになるはずです。

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第二新卒の転職を考えているあなたへ

もし今、

「このまま今の仕事を続けていいのか分からない」

「自分に向いている仕事が何か分からない」

そんな不安を感じているなら、一度、キャリアのプロに相談してみてください。

20代の転職は、“勢い”ではなく“戦略”で決まります。

あなたの中にある「強み」や「得意なこと」を整理できれば、

ミキのように、納得のいく“再スタート”が切れるはずです。

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焦らなくて大丈夫です。

でも、気持ちがスッキリしないまま、惰性で仕事を続けないでください。

20代という貴重な時間をムダにしないでください。

“好きなこと”を諦めるのではなく、

“向いてること”の中に、あなたらしい働き方を見つけていきましょう。

ミキがそうだったように、

『これ、意外と自分に向いてるかも。』という仕事が、

あなたの”好き”に変わるタイミングが来るはずです。

当ブログでは、他にも転職に関する記事を多数、掲載しています。

この記事を読んでもまだ納得感を持てない場合は、以下の記事群も参考にしてみてください。

あなたのモヤモヤが晴れ、前向きな気持ちになれることを祈っています。

「このままでいいの?」20代が転職を考え始めたときに知っておきたいこと

【転職で失敗しないために】~後悔しない人がやっている『3つの準備』とは?

➡️『もう迷わない!〜退職・転職』ページ