【どうしてあの人は無神経なんだろう?】~関わると疲れる人の特徴と距離の取り方~
あきらめず、まずは対処する気構えを持とう。

〜無神経な人に対し〜
・ストレスが溜まってしんどい。。
反面、、
・『自分が嫌われてないか不安』。。
人間、誰しも職場で気まずい雰囲気を持ちたくないものです。
同僚に『嫌な人がいる』というだけで、仕事に対するモチベに影響を及ぼすことでしょう。
何も対処せずに放置しておくのは、業務に支障が出るという意味でも、また、ご自身の精神衛生上も良くありません。
私はこれまでに通算7度の転職を経験し、その過程でさまざまなタイプの人と接し、多くの教訓を得てきました。この記事においても私自身の経験に基づく『無神経な人への対処法』について解説いたします。

本業は会社員の40代ブロガー。
2019年から通算3年ほどコールセンターでの勤務を経験。
2年ほどオペレーターを務めた後、1年間SV(スーパーバイザー)として勤務。コールセンターを含め、通算7度の転職を経験し、職場での人間関係の悩みに対処する術を身につける。
この記事では、『無神経な人』が職場においてとる典型的な言動を列挙し、
私自身の経験も交えた対処法を一つ一つ紹介していきます。
最後までお読みいただき、実践していただくことで、少しずつ以下のようなメリットを実感できるはずです。
・無神経な人に対する付き合い方が分かる
・ストレスを最小限に抑えることができる
『無神経な人』にありがちな特徴とその対処法
特徴①悪気なし・自覚なし・空気読まない ➡︎ (対処法)相手をうまくおだてつつ、適切な距離を取るべし

自分が言ったことが周りの人たちにどういう影響を及ぼすか、無自覚な人っていますよね。。。
『無神経な人』の最たる例といってもいいでしょう。
『この場合はこうするべきなんですよ。』
『これくらい知ってないとダメですよ。』
、、なんて、しれっと無意識のうちに“上から目線で"言葉を発してしまう人。
あなたの職場にもいませんか?
私自身の経験で当てはめますと、今の職場にも一人いました。
(※その人は結局、周りの同僚の反感を買い、不適切な振る舞いもあって、退職に追い込まれました。)
自身の業務知識や経験が豊富な人、そしてそのことに絶大の自信を持ってしまう人ほど、このように無自覚に他人を傷つけてしまう傾向があります。
そして、タチの悪いことに、周りがどう思うか、本人はほぼ自覚がありません。
さらにやっかいなことに、知識や経験を積み上げている人ほど、こちらが変に反論すると、逆ギレ気味にまくし立ててきます。
この場合、あなたが取るべき対処法は、
“相手をうまく持ち上げ、その後、適度な距離を取ること"です。
『ああ、そうなんですね。勉強になりました。頑張ります。』
すると、相手はますます図に乗ってワアワア言ってくるかと思いますが、適当に答えておき、少しずつ距離を取ることです。
あなたと、相手の他に同僚がいるのであれば、そちらに話しかけるようにし、半ば意識的にコミュニケーションの距離を取りましょう。
それを繰り返しているうちに、人によっては少しずつ自覚できてくる人もいます。
特徴②自己中心的、自画自賛的な人 ➡︎ (対処法) 同意の言葉は1回まで!過度に褒めすぎない!

これまた、『無神経な人』にありがちな特徴です。
承認欲求が人一倍強い、とも言えます。
『この案件、自分が終わらせておきましたよ。』
、、なんて、一見、業務負担を肩代わりしてくれたことで、こちらとしてはありがたい話なのですが、だからこそ、無視もできないわけですね。
『おおっ、ありがとうございます。助かりました!』
この場合、過度にそれ以上、相手を褒めることはせず、率直に感謝の言葉を一言述べるだけにとどめておくべきです。
とかく無神経で、場の空気を読めない人は、職場の仕事が自分を中心として動いているという自負が強いものです。
ですので、チームとしてこなしていく仕事についても自己中心的に考え、"自分はこれだけこなしたのだから、あとはよろしく"という考えが見え透いています。
もちろん、ふだんから同僚のために気遣いができる人であればいいのですが、
承認欲求が強く、『俺って(私って)すごいでしょ。』という態度が見え見えな、"自画自賛タイプ"の人に対しては、過度に褒めすぎないように注意しましょう。
この対処法は特徴①で伝えたものとは真逆になりますし、
その見極めが難しい時もありますが、つまりは、“ほどよい距離感をとる"というポイントが共通してます。
あまり距離を詰めすぎると、自慢話を延々とされたり、余計なお節介までしてくるパターンもありますので、それだけであなた自身の業務が滞る危険性があります。
特徴③衝動的発言や行動でその場をかき乱す ➡︎ (対処法)あまりにひどい場合は上司などに相談、しかるべき処置を依頼すべし。

これは論外ですね。
つい最近(2025/6)、私自身、体験しました。
該当者は普段から自身の仕事の進め方に対して絶対の自信を持っており、
周囲の同僚に、仕事に対する価値観を押し付けてくるようなタイプでした。
ある日、やはり同じように仕事の進め方で他の同僚と口論になった挙句、
その『無神経な人』は、怒鳴りつけるようにして無断で職場を放棄、そのまま帰宅してしまったらしいのです。
(※後日、実際に口論した同僚からその事実を聞かされました。。)
なにやら体調が悪くなったと言ってたらしいのですが、にしても上司に報告もせず、無断で帰ってしまうなんて、、ちょっと常識的に考えられないことです。
当然のことながら、これは"職務放棄"に該当しますし、
会社の就業規則にもよりますが、『何事もなかったように』なんてわけにはいきません。
この件は同僚たちと話し合い、その場で上司やさらにその上役に報告し、結局、その人はおよそ2週間後、部長との面談(事実確認)の結果、退職となりました。
『無神経な人』というのは、他人の気持ちを推し量れない傾向がありますので、自分自身の言動が他人に及ぼす影響も軽視しがちです。
こういう意味においても、あなたが余計なリスクに巻き込まれないよう、ストレスを抱えないよう、そういった『無神経な人』とは適切な距離を取りましょう。
この事案があった日以降、該当者と口論した同僚は食事も満足にできないくらいストレスを抱え、仕事にも支障を来たしていました。
もし職場に似たような特徴を持った人がいる場合、くれぐれもご注意ください。
上司に相談しても改善が見られない場合は?➡︎ 異動願いを出すか、あるいは転職も視野に。

『無神経な人』に限らず、あなたの職場に厄介な人がいて、
上司などに相談しても一向に改善が見られない場合、
悔しい気持ちを抑えつつ、異動願いを出すか、場合によっては転職も検討すべきです。
『自分は間違ってない。悪いのはすべてあの人。』
そう叫びたい気持ちもイタイほど分かります。
ですが、あなたが事実に基づく訴えを繰り返しても、
上司や会社の人事部などが全く動いてくれないのであれば、
その会社そのものに見切りをつけるべきです。
逆を言えば、会社の体質が良くないからこそ、そのような『無神経な人』がいつまでも幅を利かせている可能性が高いです。
そんな職場環境にいて、あなたが我慢し、ストレスを抱え続けるのは、人生の損でしかありません。
この記事で述べてきた対処法がことごとく上手くいかない場合や、状況が改善されない場合は転職を視野に入れ、もっとあなたが働きやすい環境を見つけてください。
当ブログでは他にも、職場の人間関係に悩む記事を紹介しています。
日々、出勤するのも嫌になるくらいストレスを感じているのであれば、以下の記事などを参考に、早めに対処しましょう。