【”逆パワハラ”への対処法】~パワハラだと訴えられ、泣き寝入りしてませんか?
それって、"逆パワハラ"じゃないですか?

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・部下が業務上の指示に従ってくれない。。
・『それパワハラですよ』と言われて困っている
職場で部下を持つそこのあなた。
こんな悩みを抱えていませんか?
世間の風潮として「コンプライアンスが〜」という言葉が各種メディアで取り沙汰されるようになり、自分の言動がパワハラに該当するのではないかと警戒してしまう気持ちは分かります。
ですが、パワハラになってしまうことを恐れ、部下に対して何も指示できなくなってしまうのは、
業務の停滞を招くだけではなく、職場の秩序が乱れてしまう危険もはらんでいます。
私自身、かつて職場で20名ほどの部下を持ち、いわゆる“逆パワハラ"を経験した一人です。

本業は会社員の40代ブロガー。
2019年から通算3年ほどコールセンターでの勤務を経験。
2年ほどオペレーターを務めた後、1年間SV(スーパーバイザー)として勤務。コールセンターを含め、通算7度の転職を経験し、職場での人間関係の悩みに対処する術を身につける。
この記事では、私自身の経験談をベースに、
・逆パワハラをされた場合の対処法
・逆パワハラの具体例(典型例)
・"モンスター社員"とは?
といったことについてそれぞれ解説していきます。
この記事を最後までお読みいただき、逆パワハラに対して適切な対応をすることにより、
・"モンスター社員"に怯えることがなくなる
・これまで以上に働きやすい環境になる
などのメリットを得ることができます✨
内容をご理解いただき、すぐにでも働きやすい職場環境を作っていきましょう♪😀
具体的な証拠を記録し、上司や人事部に報告を。

あなたがもしご自身の部下から、『それ、パワハラですよ。訴えますよ。』
、、なんて威圧的な言動を受けていたり、それを理由にして業務上必要な指示に従わないのであれば、
それは逆パワハラの可能性が高いです。
そう判断できた時点で、それまでの部下の言動を証拠として記録(メモ)しておき、
速やかにあなたの上司もしくは人事部に報告しましょう。
これはあなた自身を守るためです。
仮にご自身だけで判断し、『それは逆パワハラだ。』と決めつけてしまうのは、あなたの会社での立場を不利にするリスクがあります。
まずは部下の言葉など、証拠を集めて報告することを優先に。
そしてあなたの上司や人事部に最終的な判断を仰ぐことです。
会社として、逆パワハラだと認定したのであれば、まずは本人に対して『口頭での注意』を。
この際、場合によっては『注意書』などの文書を本人に提示し、署名・捺印を求めることもあります。
実際、私がSV(スーパーバイザー)として勤務していた時には、
逆パワハラ事案にかかわらず、勤務態度や素行が改まらないスタッフに対しては『注意書』を提示し、署名を求めていました。
口頭による注意処分を受けてもなお、部下の勤務態度が改善しない場合には、『戒告』もしくは『減給』などの具体的な懲戒処分に移行します。
どの程度までの処分にするかは、本人の勤務態度、上司や人事部の考えかたにもよります。
あなたの声が届かないのであれば、社内相談窓口へ。場合によっては弁護士に相談を。

あなたが『逆パワハラを受けています。』と、証拠とともに上司や人事部に訴えたとしても、
本気で対応してくれなかったり、あるいは逆に、『お前が部下にパワハラしているんじゃないか?』なんて疑われたりしたら、悲しすぎますよね。。
そんな時は社内のハラスメント相談窓口に問い合わせましょう。
ハラスメントに対してしっかり向き合う会社であれば、必ず相談窓口は設けていますし、電話もしくはメールなどの連絡先を明記しているでしょう。
もっとも、その相談先の人が必ずしも誠実な対応をしてくれるとは限りませんが。。
社内の『ハラスメント相談窓口』も頼りにならない場合は、弁護士に相談・依頼するのが確実です。
多少、依頼するための料金が必要にはなりますが、お金を支払う分、確実にあなたの助けとなってくれます。
残念ながら、どれだけこちらの主張を伝えようとしても、まともに取り合ってくれない上司や人事は存在します。
“逆パワハラ"とは少し違いますが、
以下に、私が実際に体験した事例を紹介します。
屈辱・悔しさ・怒りを覚えた、エリアマネージャーの処置。。

私がSV(スーパーバイザー)として、20名ほどのスタッフの勤怠管理をしていた時のことです。
ある日、もともと勤務予定のない女性スタッフ(以後、Aさんとします。)が職場に出勤してきました。
シフト表に名前がないことを本人に告げると、
『えぇっ?今日は人手が足りないから出勤してくれとマネージャーに頼まれたんですけど。。』
とのこと。
そのような話はマネージャーから事前に聞いていませんでしたし、その日は充分、現場スタッフの数は充足してたので、わざわざAさんにヘルプしていただく必要はありませんでした。
そこで私は、このままAさんを帰らせるのも申し訳ないし、本人に働きたい意思があるのであれば、勤務内容を考えようと思い、Aさんに次のように質問しました。
『Aさん、今日は働きたいですか?』
しかし、この言葉がAさんにとっては怒りのトリガーになってしまったのです。。。
『働きたい?私はあなた方管理者に頼まれて、わざわざ休日を返上して出勤してきたんですよ!そんな言い方、ありますか?』
我ながら、軽率な発言だったことを自覚した自分は、Aさんに対して謝罪しました🙇♂️
何度も頭を下げ、Aさんの気持ちをなだめようとしましたが、
Aさんの怒りは収まらず、とうとう『帰ります!』と言って帰宅してしまったのです。。。
私はAさんを傷つけるつもりは決してありませんでしたし、
だからこそ、私の失言でAさんを不愉快な気持ちにさせてしまったことを、その日以降、ずっと悔やんでいました。
それからしばらくして、私はある日、職場の事務室に呼び出されました。
『失礼します。』と、室内に入ってみると、マネージャーとトレーナーに加え、
ふだんあまり顔を見せない上役のエリアマネージャーが座っていました。

(これは良からぬことが起きる。。)
そんな、私の予感は的中しました。
私が席につくなり、エリアマネージャーは先日、私がAさんに対して言ったことについて質問してきました。
簡単な事情聴取といった雰囲気でした。
私は当日に起きたこと、Aさんの言動や私自身の発言なども事細かに説明しました。
すると、そのエリアマネージャーは突如として激昂し、
『なんてことを言ったんだ!そう言われて、彼女はどういう気持ちになるか、思いつかないのか?』とまくし立ててきました。
私は、彼女が働きたいのであれば、何かしらトレーニングも兼ねて仕事を用意しようとすら考えていたので、そのことも伝えようとしましたが、エリアマネージャーはまったく私に発言の隙を与えず、あらかじめ用意していたらしい評価書のようなものをスッと目の前に出してきたのです。
私の弁明など最初から聞くつもりはなかったことが分かりました。
私に何も言わせず、ただ、書面の末尾にサインするように指示してきたのです。
その書面には、部下に対する指導・監督能力に欠けていること、管理者たる責任能力に乏しいことなどが書かれていました。
何も不思議に思うことはありませんでした。
そのエリアマネージャーは"情実人事"をするという悪い評判があり、自分が気に入らない人間は処分して部署異動などさせたりする人でした。
実際、この少し前に、すでに同僚のSVがいきなり異動させられたりしていました。
私は悔しさや怒りを押し殺し、無言でその書面にサインしました。
私に同情していたマネージャーやトレーナーは、別室に移動した私を慰めに来てくれましたが、私は半ば会社を辞めるつもりでいました。
その時の悔しさを抑えきれなかった私は、
後日、社内のハラスメント相談窓口にメールしましたが、返ってきた返答は、
『私どもの方では、そのような事実は確認できていません。』という、なんとも頼りない文面。。
挙げ句、その出来事以来、エリアマネージャーは私が廊下ですれ違いざまに挨拶しても、完成に無視、でした。
(もう、この会社にしがみつく理由はない。。)
そう思えた私は退職を決意しました。
今回私が経験したケースは、逆パワハラとは異なります。
しかしながら、会社側がしっかり事実関係を確認せず、部下の言い分ばかりを信じてしまうといった悲劇は往々にして起こり得ます。
ですから、繰り返しになりますが、ご自身の立場が不利にならないよう、
部下が発した言葉を証拠としてしっかり残しておく
➡︎ 上司や人事部などに報告
➡︎ しっかりとした対応が期待できなければ、社内のハラスメント相談窓口に問い合わせ
➡︎ それも期待できなければ弁護士に相談
このように、エビデンス(証拠)を根拠に、しっかりと訴えていくべきです。
あまりに理不尽な処分を受けてしまわないよう、すべきことはしっかり行いましょう。
どのような行為が逆パワハラに該当する?

読者のなかには、『そもそも“逆パワハラ"ってどんな言動が該当するの?』と、疑問に思われる方がいらっしゃるかもしれませんね。
まず、パワハラの定義として、
厚生労働省の公式な基準によれば、
①優越的な関係に基づいて行われること
②業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動であること
③労働者の就業環境を害すること
、、とあります。
“逆パワハラ"は、このパワハラを部下から上司に行うだけのことで、中身は一緒です。
すなわち、
①優越的な関係とは、たとえば、
上司がそこまで熟知していない現場レベルでの細かな業務知識を利用すること、があります。
『監督すべき立場なのに、こんなことも分からないんですか〜?』
『しっかりしてくださいよ〜』
などと、細かな業務知識に詳しいこと(優越的な関係)を利用して、上司に嫌がらせをする行為です。
これは私自身、経験があります。
配属されたばかりの部署になると、何年も同じ業務をこなしているベテランクラスの社員を部下に持つことも往々にしてあります。
また、②の業務上必要かつ相当な範囲を〜というのは、仕事の領域にとどまらず、人格まで否定してくることです。
『これだから、あなたは指導・監督するべき人間にはなれないんですよ。』
などと、業務に直接関係のない批判的言動などが該当します。
③労働者の就業環境を害すること
とは、①や②のような言動を通して、その職場で働くことに過大なストレスを感じさせたり、ひどい場合、結果としてメンタルが崩壊して休職してしまう、などが該当します。
たとえ相手が部下であっても、上司であるご自身をこのように精神的に追い詰めてくる行為は、
立派な“逆パワハラ"といえます。
“モンスター社員"とは?

学校の教職員に対し、『うちの子が〜!!』と、必要以上に教育指導のあり方を指摘してくる、
いわゆる“モンスターペアレンツ"という言葉が、とある時期から世間に広まりましたが、、
上司の指導・監督のあり方に対して執拗に反抗的な態度を取り続ける“モンスター社員"という言葉も次第に認知されつつあります。
いわゆる“モンスター社員"とは、その典型例として、
❶業務命令に従わない
❷協調性がない
❸勤怠不良
❹暴力や暴言
などがあります。
先述の、私がSVとして勤務していた職場では、まさにこの、“モンスター社員"ともいえる女性スタッフが存在していました。
自分が納得のいかない限り、こちらの業務指示に従わなかったり、なにかと、"自分本位"な性格の人でした。
すべて自分のペース、やり方で仕事を進めたい彼女は当然ながら協調性にも欠け、周囲のスタッフからも、彼女のことを訴えてくる声が複数ありました。
挙げ句、『今日は体調が悪いので休みます。』と、こちらにまったく了承を求める姿勢すら見せず、"欠勤宣言"してくる始末。
一言も文句を言わず、代わりに出勤してくれる他のスタッフに申し訳ないくらいでした。。
このような“モンスター社員"は一転、ずる賢い傾向もありますので、上記のような勤務態度が少しでも見られるようであれば十分ご注意ください。
上司の指導能力の不足を指摘するだけでなく、私は被害者だと言わんばかりに、パワハラだセクハラだと、上の上司や人事に直接訴えてくることもザラです。
実際、私はメールや電話で何度かその対応に迫られ、業務が一時的に滞った時もありました。
なかには、同じように“モンスター社員"から訴えられ、異動(もしくは退職)せざるを得ない同僚SVもいました。
モンスターな気質を持った人は、単独で動くこともあれば、気の合う(同調する)他の人間を巻き込み、複数で結託して上司を追い詰めてくることもあります。
どれだけこちらが部下たちの心証に気を配っていたとしても、平静ではいられなくなり、業務に支障を来たすこともあります。。。
会社が何も対処してくれない場合は転職も視野に。。

“モンスター社員"など、厄介な部下に逆パワハラをされた場合の対処要領を再度まとめます。
STEP① 証拠となる部下の言動を記録しておく
(※手書きのメモでも構いませんが、データ共有が当たり前の最近ではGoogleドキュメントなどのファイルに情報を追記していく形が一般化しているはずです。ただし、一部の人しか閲覧できないよう、パスワード管理など情報保全にご留意ください。)
STEP② 証拠が複数まとまってきたところで、直属の上司や人事部に報告
STEP③ 人事部などが動かなければ、社内のハラスメント相談窓口に問い合わせ
STEP④ 会社そのものが対応してくれない場合、弁護士に相談
このいずれかのSTEPで解決につながることが望ましいですが、私の事例のように、残念ながら、会社側がまったく動かないこともあり得ます。
それどころか、被害者を装った部下の訴えにのみ耳を傾け、こちらが監督責任を問われるなんてケースも珍しくありません。
私の場合、エリアマネージャーがまったくこちらの言い分を聞こうとしなかった点、そして、ハラスメント相談窓口が『そのような事実は確認できていない』とメールで断言してきた時点で、会社に見切りをつけました。
弁護士に依頼するまでもありませんでした。
つまり、弁護士に依頼するための時間とお金を割く価値すらない会社だと判断したのです。
最近ようやく、コンプライアンスの重要性が世間で叫ばれるようになり、パワハラやセクハラといった問題に監視のメスを入れる会社も増えてきたようですが、こと“逆パワハラ"に関しては、まだまだ認識が浸透していないように見受けられます。
すなわち、部下からの訴え=上司のパワハラと即断する傾向が強く、私や同僚SVのように、訴えを退けられる可能性が高いのです。
このように、社員に対する管理意識が低い会社で働き続けるのは極めてハイリスクです。
部下たちのことを考え、日々、真剣に頭を悩ませていることがバカらしくなってくることでしょう。
そのような会社には早々に見切りをつけるべきです。そうでなければ、あなた自身のメンタルがムダに削られていきます。
コンプライアンス意識に乏しい、半ばブラックな会社にこれ以上遭遇しないよう、
転職先は慎重に検討することです。
当ブログが提携している『アルバトロス転職』では、『退職代行モームリ』のサービスを活かし、
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退職代行を多く利用されているということは、その企業がそれだけブラックな職場環境である可能性が大。。
少なくともそういった企業へ転職してしまうリスクは避けられると言えます。
『退職代行モームリって何?』
『アルバトロスってどんな会社?』
そんな疑問をお持ちの方は、以下の記事をお読みください。
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【”我々自身がブラックな会社であってはならない”】~『モームリ』が明かした退職代行会社のアツいホンネ。
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