【年下の上司(部下)と良好な関係を築くには】職場での人間関係の悩みを減らす方法

2025-10-23

多くの失敗を重ねて得た、良好な人間関係を構築するコツ

こんなお悩みありませんか?

・上司が年下だけど、敬語を使うのに抵抗がある💧

・年下の部下との距離感がうまくつかめない。。

年下の部下だった人間が突然、自分の上司に!

年下の部下の気持ちが分からず、仕事の指示も出しらい。。😓

職場でそんな悩みを抱えたあなたのお気持ちは良く分かります。

私もかつては同じ悩みを抱えていましたし、今でも職場に年下の上司がいます。

でも悶々と悩み続けるだけでは、いつまで経っても悩みは悩みのままです。

このブログに登場するコウジ(40代・管理職)も、

突然、職場に年下の上司が配属され、接し方に大いに悩んでいるようです。

会社員・コウジ(45歳・管理職、今後のキャリアに迷い中)

「正直、最初は戸惑いました。
昨日まで自分が指導していた年下の部下が、今日から“上司”になるなんて…。
頭では理解しているつもりでも、どこかで割り切れない自分がいました。」
「会議では丁寧に言葉を選んで話してくれるんですが、
その“気遣い”が逆に距離を感じるというか…。
変に気を遣われている気がして、素直に受け取れない自分もいるんです。」

私はこれまでに通算7回の転職を経験し、その過程で年下の上司のもとで働いたことが何度もあります。

中には、部下だった人間が私の上司になったこともあります。

私もそのことでかなりストレスを抱えていましたが、とあるきっかけで、一切悩むことはなくなりました。

シンはこんな人

本業は会社員の40代ブロガー。
これまでに自衛隊をはじめ、通算7度の転職を経験し、

その過程で出会った人々から、さまざまな人間関係についての教訓を学ぶ。
2019年からブログ執筆を開始。
『転職・退職』、『人間関係の悩み』、『副業・在宅ワーク』
などについて記事を書き綴る。

この記事では、私が年下の上司(部下)と上手く関係を築けるようになったコツについて解説します。

最後までお読みいただくことで、あなたも明日から少しずつ、

年下の上司(部下)と良好な関係を築くことができるでしょう。

単に歳上だからという理由だけで偉そうにするのはいかがなものか。。

これは私自身の苦い体験談に基づいています。。。

当時、私が陸上自衛隊にて勤務していた時のことです。

たいへん優秀で、仕事をソツなくこなす後輩が入ってきました。

『これって、こうした方が良くないですか?』

何事も効率重視で、疑問に思ったことは遠慮なく意見を述べる、恐れを知らない後輩でした。

典型的な縦社会である自衛隊において、先輩(もしくは階級が上)の言うことは"絶対的正義"です。

(※今ではこの言葉自体に語弊があるかもしれません。。)

先輩である私は、『いや、これは以前からこうすべきもので、決まったやり方があるんだよ。』と返答。

前々から、生意気に意見するその後輩のことは、私も快く思わなかったため、

なんとか従わせようとあれこれ厳しく指摘するように。。

しかし、内容だけみれば、後輩の言ってることがはるかに効率的ですし、正しかったのです。

そのうち、後輩は私との会話を避け、次第に距離をとるようになりました。

そして優秀なその後輩はやがて昇進、階級も私より上になってしまいました。

どれだけ階級が上がっても、先輩には敬語を使う風習がある自衛隊。

その後輩も私には敬語を使ってくれましたが、相変わらず態度はよそよそしく。。

完全に距離を取られ、仕事もやりづらく感じていた私はある日、

『自分こそ謙虚になろう』と決意しました。

そう思うようになったきっかけは、

その後輩に限らず、他にも優秀な若手が少なからず目立ってきたからでした。

私は自分から、優秀な後輩に低姿勢で声をかけ、あらためて昇進のお祝いを伝えるとともに、これまでどれだけ自分が偉そうで傲慢に振る舞ってきたか、申し訳なく思う、とこれまで後輩に接してきた態度について謝罪しました。

するとその後輩も、これまでとってきた無愛想な態度を改め、

『よく分かりました。これからもよろしくお願いします。』と、

すごく感じ入った様子で私の気持ちに応えてくれました。

それ以後、その後輩とは以前にもまして仲良くなり、

『シンさん、これ知ってます?すごく役立ちますよ。』などと、

仕事以外の話題でも向こうから声をかけてくれるようになりました。

私自身、年下(後輩)との付き合い方に対して、一つ殻を破ったような感覚でした。

それからというもの、たとえ相手がどれだけ年下で後輩であっても、なるべく敬語を使うように努め、優秀で仕事ができる人に対しては素直にその才能を認め、場合によってはこちらから教えを請うようになったのです。

その結果、相手もこちらの話には耳を傾けるようになり、すこぶる良好な人間関係を維持できるようになりました。

私はこの貴重な体験がベースにあるので、どれだけ年齢を重ねても、”ただ人生経験が豊富だから”という理由だけで偉そうに"上から目線で"語る年配の方は好きになれません。

(※ポジショントークというのもありますが、正直な気持ちです。)

それは、かつての私自身を見ているようだからです。

年上だから、いろいろ経験しているから、エライ(偉い)というのでしょうか。

それは違うと思います。

偉そうに知識を語ったところで、本質を見抜いている年下の人にとっては、その人間性を見透かされています。

単純に年下だからという理由だけで、相手の人間性に目を背けるのは、自分が損をするばかりか、互いに理解し合えないリスクを高めるだけです。

年下に見下されてしまうのであれば、その原因を改善すること!まずは仕事で成果を出せるように。

私は転職を繰り返すなかで、年下の男性や女性が上司になる経験も少なからずしています。

なかには、一回りくらい年下の上司もいました。

それでも、先の自衛隊での教訓がありましたので、

上司がどれだけ年下であろうと、全く気にすることはありませんでした。

いつのまにか、後輩に追い抜かれ、

かつての部下が自分の上司になってしまうその屈辱、ツラさはよく分かります。

分かりますが、どれだけその年下上司にアゴで使われようと、見下されようと、それに反発しているばかりでは何も解決しません。

あなたもきっと、その年下の上司以上に培った知識や経験があるのでしょう。

でもそれを真っ向から相手にぶつけるのは得策ではありません。

まずはあなたが積極的に敬語を使い、目の前の仕事に全力で取り組み、成果を出すことです。

たとえ、年下上司からの評価や態度が良くないとしても、

あなたが周囲の同僚たちから仕事ぶりを認められ、評価されるようになれば、

自然と、その上司の対応も改まるはずです。

逆に、周囲から認められているあなたに対して、なお尊大な態度を取り続けているとしたら、

その上司こそ、職場で不評を買うことになるでしょう。

こちらが低姿勢で、疑いようのない実績を積み重ねていけば、相手にはあなたを見下す根拠がなくなります。

むしろ、そういった事実すら無視して偉そうに振る舞い続けるのであれば、

その上司もそこまでの器ということです。人間性の底が知れています。

いずれ、職場内での評価は逆転し、その年下上司以上に、

あなたに対する周囲の評価がグッと上がることでしょう。

相手を"年齢だけ"で捉えてしまうから、人間関係が円滑にならない。。。

相手が上司であっても、部下であっても、

“自分より年下"ということを意識しすぎないようにしましょう。

年齢などには目もくれず、単に相手の仕事のスキルや人間性に着目すべきです

年下であっても成果を出している人、仕事ができる人こそ、敬語を使い、良好な関係を築くべきです。もし自分が知らないことがあれば、謙虚な気持ちで素直に質問するという姿勢が、相手の心を開きます。

たとえそれが部下であっても。

こちらが素直な姿勢を見せれば、相手も同じように心を開き、少しずつ歩み寄ってくれます。

互いに相手のことを理解し合えれば、これほど良好な人間関係はなく、仕事も格段にやりやすくなります。

逆に、こちらの低姿勢につけ込んで、ますます尊大に振る舞ってくるような上司や部下であれば、それこそ"見切りをつけるチャンス"です。

その時こそ、あなたから距離を取った方が良いでしょう。

そのような人間性であれば遅かれ早かれ、その上司や部下は、職場で浮いた存在となることは目に見えています。

相手の良い面に目を向ける。

それでもなお、どうしても"年下の上司"とか、"年下の部下"という年齢が気になり、

敬語を使うことにも抵抗がある、というのであれば、

せめて相手の良いところを探すようにしましょう

『その考え方、いいですね〜。自分も参考にします。』

少しでも相手を褒めることで、向こうも悪い気はしません。少なからず、あなたに心を開いていくようになります。

また、相手の良い面を探すというのは、あなた自身の気持ちもポジティブになっていくものです。

ポジティブな気持ちになっていれば、相手のミスを粗探ししたり、凝り固まったイメージで相手を見る余地はなくなります。自然と接し方、話し方もソフトになり、それがそのまま、"あなたの好印象"として相手に伝わります。

仕事もそれまで以上に円滑に進めることができるでしょう。

尊敬に値しない人たちばかりの環境であれば、転職も視野に。

ここまで、『あなた自身の接し方を変える』ことで、

年下上司(部下)との関係を良好にするコツを述べてきました。

しかし、、どれだけあなたが努力し、コミュニケーションの取り方をあらためても、残念ながら、それが通じない人も少なからずいます。

特にそれが、毎日顔を合わせるような、直属の上司などであれば、あなたの精神が一方的に病んでいくだけです。

“自分自身の接し方を変える"なんて、すごく簡単なことのように解説してますけど、実際はとてつもなく難しいものです。

“成果を出せるように頑張ろう"というのも同じです。

『明日からは謙虚にいこう!』なんて、そう簡単にできるものではありません。

だからこそ、それらができるようになれば、周囲に及ぼす効果は絶大です。

逆に、それだけの労力を費やしても、全く効果を感じられないような職場であれば、、

まったく見向きもしてくれないような人たち、あるいは環境であれば、、

こちらから見切りをつけるべきです。

それはほぼ間違いなく、ブラックな労働環境と言えるでしょう。

転職の大きな理由の一つが、『職場の人間関係』です。

実際、7度の転職を経験した私も、その半分以上が、『職場の人間関係を原因とした転職』でした。

『あの上司にはどう対応を変えても通じない。』

『こちらが謙虚に接してもマウント取られるだけ。。』

あなたがどれだけ誠意を尽くしても、その頑張りが報われない環境、職場はまだまだ多く存在します。

『もうブラックな会社はイヤだ。。』

『パワハラ上司が当たり前のようにいる職場で働きたくない。』

結局、どれだけ転職サイトに登録し、複数の企業に応募しても、またブラックな会社(職場)に入社してしまっては意味がありません。

私自身、これまで複数の転職サイトを利用しながら、

結局また、職場の雰囲気が良くない、ブラックな会社に入社してしまったり、、。

そうして何度も転職を繰り返してきてしまいました。。。

(幸い今の職場は、すこぶる人間関係に恵まれた良好な環境です。)

上司や部下との接し方でお悩みであれば、以下の記事も参考にしてみてください。

【なぜあなたは部下に好かれないのか?】~相手のことを本当の意味で理解できているか。

ブラックな会社・無能な上司に対しては、はっきりと『NG宣告』してあげよう❗️

➡️『人間関係の悩みはこれで解決!』ページ