【副業は時給換算で選べ!】単価相場から見る効率的な稼ぎ方と収入アップのコツ
「副業しているのに、なぜか稼げない…」その理由は“時給換算”にあった!

「副業を始めてみたけれど…」
・思ったよりも作業に時間がかかって、時給にすると最低賃金以下になっている。。
・案件ごとの単価相場が分からず、安く受けすぎてしまう。。
・SNSでは「副業で月◯万円!」と聞くけれど、自分は全然効率的に稼げていない。。
実は、多くの人が「副業収入=月収」で判断してしまいがちです。
しかし大切なのは、その副業にかけた時間を時給換算すると本当に割に合っているのかという視点です。
単価相場を知らずに案件を受けてしまったり、準備や修正の時間をそもそも計算に入れていないと、「実は思ったよりも稼げていない」ということに。。
つまり、時給換算の視点を持たなければ、
いつまでも効率の悪い"セルフブラック労働"を続けることになってしまいます。
最近、副業を始めたばかりのサヤカも、こういった視点は持っていなかったようです。

「最初は“これで少しでもお小遣いになればいいや”って思ってたんですけどね。。。
気づいたら、夜中まで作業してて…
え、これ時給にしたらコンビニバイト以下じゃん!?って(笑)。
やっぱり“どのくらい時間をかけてるか”って、
ちゃんと見直さないとダメですね。。」
私自身、ブログやライティング案件を中心に、
セルフブラックな副業を積み重ねてきました。。💦
時として単価の安い案件をこなし、「これだけ時間をかけたのに、この報酬では割に合わない」と悩んだこともあります。
しかし、案件ごとの単価相場を調べ、実質時給を意識することで、報酬効率は少しずつ改善しました。
スキルアップを図ることで、アフィリエイト報酬も発生するようになっています。

本業は会社員の40代ブロガー。
これまでに自衛隊や複数の民間企業など、
通算7度の転職を経験し、数多くの人間関係に悩み抜き、
そこから多くの教訓を学ぶ。
2019年から副業としてブログを始め、
少額ながら副収入を得るように。
働き方の多様性やその価値観について継続発信中。
この記事では、副業を効率的に選ぶために必要な「時給換算の考え方」と「副業の種類別・単価相場」、そして副業収入を伸ばすための工夫などについて解説します。
この記事を読むことで、以下のメリットを実感いただけます。
・自分の副業がどのくらい効率的なのかを判断できる
・副業の種類ごとの単価相場を理解できる
・どんなスキルが「時給アップ」につながるか分かる
副業で成果を出すために重要なのは、「ただやみくもに働く時間を増やすこと」ではなく、
時給換算で効率を見極め、自分の市場価値を高めながら収入を伸ばしていくことです。
この記事を通して、自分にとって最も効率的な副業の選び方を見つけてください。
副業を時給換算で考えるべき理由

副業を選ぶときに「月収◯万円稼げる!」という謳い文句に目が行きがちですが、
それだけでは本当の副業効率は分かりません。
たとえば、月3万円の副業でも、かけた時間が10時間なら時給3,000円ですが、
もし50時間もかかっていたとしたら、、、時給は600円にしかなりません。。。
明らかに、後者は割に合わないですよね。。😓
実質時給の計算式

副業の実質的な時給は以下の計算式で求められます。
(報酬総額 − 経費) ÷ 作業時間 = 実質時給
会社員(サラリーマン)で副業を続けている方にはなかなか馴染みのない計算式になるかと思いますが、
副業で稼いだ金額の全てが収入になるわけではなく、さまざまな諸経費も考慮しなければなりません。
また、作業時間についても、案件の準備や修正にかかった時間も含めて考えることが大切です。
「頑張ったのに思ったより稼げていない…」という人は、
この実質時給を計算してみると、原因がはっきり見えてきます。
副業の報酬形態と単価相場を知ろう
ここの項目では、「時間単価型」と「固定報酬型」の二つの型、
そしてその二つの単価相場を紹介していきます。
時間単価型(時給制の副業)

コールセンターやデータ入力など、働いた時間に応じて報酬がもらえるスタイルです。
・メリット:安定収入を得やすい、成果に関わらず一定の収入が入る
・デメリット:上限が決まっているため、時間効率は上がりにくい
相場としては、在宅アルバイト系で 時給1,000〜2,000円前後 が多いです。
こういった時給制の副業は、安定した報酬を得られるのがメリットですが、
スキルの良し悪しに左右されないため、
十分なスキル保有者にとってはタイパ(時間帯効果)が悪いという特徴があります。
なお、コールセンター案件の中には、1件契約を獲得するごとに報酬が発生するものもあります。
固定報酬型(案件制の副業)

ライティングやWeb制作、動画編集など、案件ごとにまとまった金額が支払われるスタイルです。
・メリット:効率良くこなせば高時給を実現できる
・デメリット:修正対応や打ち合わせで、思った以上に時間がかかることもある
相場例:
・ライティング → 1文字0.5円〜3円
・Web制作 → 5万〜30万円/ 案件
・動画編集 → 5,000円〜3万円/ 1本
これらの固定報酬型案件は、難易度や経験値によって、時給換算は数百円〜数千円と大きく変わります。
私自身、過去に苦い体験がありました。
1本3,000円のYoutube動画シナリオライティング案件を受けたのですが、
文字数が約10,000文字ということで、文字単価およそ0.3円でした。
しかも納品後の修正対応なども含めたら、トータルの工数はおよそ12時間。
時給換算にして300円に満たない結果となったのです。
報酬に対する見積もりの甘さ、スキル不足などが最大の原因でしたが、これは良き教訓となりました。。
副業収入をアップさせる方法
これまでご覧いただいたように、一口に副業収入と言っても、
時間単価制もあれば固定報酬制もあり、さらに受ける案件によっても得られる額が大きく変わってきます。
ここからは、なるべく高単価案件を受け、少しでも副業時給を上げるコツについて解説していきます。
スキルアップで単価相場を上げる

同じ案件でも、自身のスキル次第で報酬は大きく変わります。
たとえば、ライティングでもSEO知識を持っている人とそうでない人では、
文字単価が2倍以上違うケースもあります。
初心者向けのライティング案件になると、良くても文字単価0.5円〜、ひどい場合0.1円というものもあります。
ただしこれはさすがに時給換算にしても労力に見合わないので、
初心者であってもなるべく0.5円以上の案件を受けることをおすすめします。
プログラミングやWebデザインなど、需要が高い分野では比較的相場も高く、継続案件も獲得しやすいため、安定的に収入を伸ばすことが可能です。
こういった案件を継続受注できるよう、プログラミングスキルやWebデザインスキルを身につけるのもおすすめです。
私自身、プログラミング言語の一つであるPythonを学習し、比較的高単価の案件受注を視野に入れています。
プログラミングに興味のある方は以下の記事も参考にしてください。
最近では、ChatGPTなどAIツールの普及に伴い、
副業にかけていた時間をだいぶ効率化できるようになりました。
まさに、2025年以降の、新しい副業のカタチと言えるでしょう。
【ChatGPTの登場で稼ぎやすくなった副業とは?】~体験談あり~
資格取得で案件の幅を広げる

資格は「信頼の証」として機能するため、受けられる案件の幅を広げてくれます。
例:
・Web系 → Googleアナリティクス認定資格、ウェブ解析士
・IT系 → 基本情報技術者試験、AWS関連資格
・ビジネス系 → 簿記、TOEICなど
こういった資格を取得しておけば、そのジャンルに対する知識も身につき、ブログなどオウンドメディアでの信憑性も高まります。需要のある資格ほど、取得しておいて損はありません。
時給換算だけでなく市場価値も意識しよう
これまでの解説と逆説的になりますが、
時給換算だけを考えていても、自身の“市場価値"が上がるわけではありません。
スキルアップや資格の取得に加え、日頃からご自身の市場価値を上げられるよう工夫してみましょう。
労働生産性を少しでも上げる工夫を

副業は限られた時間で取り組むからこそ、効率化の工夫が必須です。
今取り組んでいる副業を、
『もう少し時間短縮できないか』
『同じ時間で納品物のクオリティを上げられないか』
などといった視点で考えてみることも大事です。
これは副業に限った話ではなく、本業の業務においても同じことが言えます。
いかに労働生産性を高められるか。
可能な限り、ここを追求してみるべきです。
たとえば、
・タスクをテンプレ化して無駄を省く
・作業時間を記録して改善する
・時短ツールやAIを活用する(例:ChatGPTで下書きを作成など)
・クライアントとの交渉力を高める(納期・報酬条件を明確化)
「労働生産性が高い人材=市場価値の高い人材」です。
日々のちょっとした工夫が、結果的に単価アップや継続案件の獲得につながります。
まとめ:副業は「単価相場×時給換算」で見極める

副業は「収入額」だけでなく、時給換算で効率を比較することが欠かせません。
仮に副業で月に同じ5万円を稼いでいたとしても、
一つの案件を3時間でこなしているのと、倍の6時間かけているのとでは、時間帯効果がまるで異なります。
仮に、それまで6時間かけていた案件を3時間でこなせるようになれば、
“実質時給アップ"だけではなく、空いた残りの3時間で案件数を増やしたり、
他の副業に取り組むなど、トータルで月収を上げることもできます。
本記事内容の大事な点を再度まとめます。
・時間単価制は安定性が魅力
・固定報酬制は工夫次第で高時給が狙える
・スキルアップや資格取得で単価相場を上げることも可能
・日頃から労働生産性を意識すれば、市場価値も高まる
限られた時間で最大の成果を出すために、
今日から「時給換算」という視点を取り入れてみましょう。
当ブログでは、他にも副業や在宅ワークに関する記事を複数掲載しています。
以下のページからそれぞれの記事を参考にしてみてください。











