【新しい職場に馴染めない20代女性・男性必見！】～人間関係の不安を解消する3つのヒント
手遅れになる前に、対策を！
・新しい職場で周囲と会話が続かず、孤立しているように感じる
・飲み会や雑談に入れず「自分だけ浮いているのでは？」と不安になる
・「職場に馴染めない＝自分に問題がある」と落ち込み、ストレスが増す
新しい環境に飛び込んだ20代が「職場に馴染めない」と感じるのは、決して珍しいことではありません。
むしろ、転職直後や配属替えの数カ月間は、多くの人が人間関係の壁にぶつかるものです。
背景としては、
・コミュニケーションの仕方が職場ごとに違う
(会社の雰囲気、業界の特徴)
・そもそも年齢や世代間のギャップで会話が噛み合わない
・職場の雰囲気に慣れる前に「成果」を求められるプレッシャー
などが挙げられます。
これらの問題に対し、何もせず放置していると、
ストレスから体調不良や早期退職につながるリスクもあります。
私自身、20代で就職したばかりの頃は学生気分がなかなか抜けず、
職場の雰囲気になれるまでだいぶ苦労しました。
元来、周囲に合わせることが苦手な性格だったこともあり、
先輩に叱られたり、同僚と衝突したり、、ツラい毎日を過ごしていました。
ですが少しずつ、人間関係を“改善”する考え方や行動パターンを変えることで状況が好転。
今では似たような悩みを抱える方に向けて、
キャリアや働き方に関する情報を発信し続けています。
本業は会社員の40代ブロガー。
これまでに自衛隊や複数の民間企業など、
通算7度の転職を経験し、数多くの人間関係に悩み抜き、
そこから多くの教訓を学ぶ。
2019年から副業としてブログを始め、
少額ながら副収入を得るように。
働き方の多様性やその価値観について継続発信中。
この記事では、新しい職場で馴染めず人間関係に疲れてしまった20代の方へ、
不安を解消するための3つのヒントをお伝えします。
この記事を最後までお読みいただくことで、
・「職場で孤立しているのでは」という不安が和らぐ
・「悩みを抱えるのは自分だけではない」と前向きに考えられる
・無理をせず自然に人間関係を築く方法が分かる
こういったメリットを実感いただけますし、
きっとあなたの心が少し軽くなるはずです。
なぜ新しい職場で「馴染めない」と感じるのか
新しい職場に入ったときは、誰もがある程度の緊張や孤独感を覚えます。
特に20代では、まだ社会人経験が浅く、
「自分はここでやっていけるのか」という不安を強く感じやすいものです。
すでに社会人経験が豊富な30代以降の転職組とはそこが大きく違います。
ご自身の中に、『働くこと』に関する知識や経験がほぼないのですから、仕方がないことです。
人間関係を構築できるまで時間がかかる
どんなに明るく社交的な人でも、新しい人間関係ができるまでに3〜6か月は必要だと言われます。
「すぐに馴染めないのは自分だけではない」ということを、
まず理解することが大切です。
職場文化や価値観の違いがある
職場ごとに雰囲気やルールは異なります。
仮に20代のうちに転職された方であっても、
前職で通じていた会話や振る舞いが、必ずしも今の職場で歓迎されるとは限りません。
職場に馴染めないときに現れるサイン
以下のような傾向がご自身に見られる場合、無意識のうちに大きなストレスを抱えている可能性があります。
・休憩時間に一人で過ごすことが多い
・同僚の会話に入れず、業務連絡以外の交流がない
・「辞めたい」と頻繁に思うようになる
・出社前から気持ちが沈む
これらは多くの20代が経験する自然な反応です。
何もせず放置しておくと、メンタル面で疲弊する原因になります。
私が大学を卒業して最初に入社した会社は人材派遣系のベンチャー企業でした。
当時、その会社はさまざまな業種の『営業代行』も請け負っていて、
入社したての私は先輩社員と都内を、朝から夜遅くまで営業で駆けずり回っていました。。
その先輩は、たしか年齢は24〜25歳くらいで、同年代ではありましたが、
一緒に行動している間は雑談らしい会話は何一つありませんでした😓
『仕事は成果を出して当たり前』という考えを持っていたその先輩は、確かに"デキる人"でした。
その点、営業の何たるかを知らない当時の私は、
成果につながるような契約は一つも獲得できず、
『お前は給料をもらうだけの赤字社員だな。』と、先輩から痛烈な言葉を浴びていました。
気持ちが凹まないわけがありません。
そんな先輩と毎日、夜遅くまで行動をともにしなければならないことが苦痛でしたし、
そもそも気持ちが明るくなるようなコミュニケーションはまったくありませんでした。
今振り返れば、よくあの状況で辞めずに続けていたなと思います。
当時の私にとって、『会社に馴染めないサイン』が出まくっていた状態でした。
人間関係の不安を解消する3つのヒント
新しい職場に馴染めない原因とそのサイン(兆候)について解説してきました。
ここからは、そういった状況下でも人間関係の不安を解消していくためのヒントを3つ、列挙していきます。
ヒント①「仕事」を通して信頼を積み重ねる
無理に自分からコミュニケーションをとろうと頑張り過ぎる必要はありません。
雑談を交わさなくても、まずは目の前の業務をきちんとこなすことです。
与えられた仕事を着実にこなし、
その誠実な姿勢が自然と評価されれば、
職場において認められ、自然と周囲から話しかけられるようになります。
ただし、最低限の挨拶は欠かさず行うようにしましょう。
『いや、与えられた仕事そのものがよく分からないのだけど。。』
そうお感じの方もいらっしゃるでしょう。
大学を卒業したばかりで、仕事そのものをよく理解していないうちは、
業種によってはむしろ分からないことばかりかと思います。
そもそも研修らしいことを一切やらずにいきなり仕事を命じてくる会社も少なからずあります。
それは会社そのものの管理体制ができてないせいなのですが、そこに不平不満をこぼしても何も進みません。
どうしても仕事の進め方が分からない場合は、話しやすい先輩に素直に質問しましょう。
場合によっては、そこから人間関係が構築されていくこともあります。
ヒント② まずは小さな共通点を見つける
いきなり最初から深い関係を築こうとせず、
上記でも解説したように、
「おはようございます」
「その仕事、どうやるんですか？」
といった短い会話から始めましょう。
また、同じ趣味や出身地など、
共通点を見つけることで距離は一気に縮まりやすくなります。
日々の仕事を確実にこなしながら、その合間にちょっとした雑談を交え、
共通点を見つけたらそこを深掘りして関係を築いていきます。
人によっては、大好きな趣味の話になると、とたんに饒舌(おしゃべり)になる人もいます。
あなたがたとえその趣味についてまったく知識がなくても、
多少関心を持って相手の話に耳を傾けるだけで、だいぶ関係性が変わってきます。
『おっ、こいつは話しやすいタイプだな。』
相手にそう認識してもらえば、さまざまな場面で話しかけられることが増え、
いつのまにか人間関係の不安はなくなっているはずです。
ヒント③ 無理に合わせず“自分のペース”を大切にする
「飲み会に行かないとダメ？」
「雑談が苦手でもやっていける？」
と悩む人は多いですが、無理をしなくても大丈夫です。
まともにコミュニケーションを交わせていない段階で職場の飲み会に参加しても苦痛なだけでしょう。
あるいは飲み会をきっかけに、あなたとの距離を縮めようと職場の同僚が考えているケースもありますが。。
もちろん、話しやすい先輩や同僚がすでにいる場合は、
さらに仲を深めるために参加してみるのもアリでしょう。
ひとまず、上記のヒント①②の実践に努めているだけで十分です。
それ以上、慣れないことに力を費やしてもあなた自身が疲れることになります。
必要以上にストレスを溜めないためにも、自分のペースは維持しましょう。
自分らしさを大切にすることで、
過度にストレスを溜めることなく、自然と心地よい人間関係が築けます。
どうしても馴染めないときの考え方
人間関係の不安を解消するためのヒントを3つ解説してきましたが、
それでもなお、職場に馴染めない場合もあるかと思います。
この項では、その際の対処法について説明します。
対処法❶ 時間を味方につける
人間関係は一朝一夕では築けません。
最低でも数か月は「慣れる期間」と割り切ることも大事です。
私は40代以降で転職した時に、やはりこのことを痛感しました。
それなりに様々なタイプの人と触れ、仕事の進め方にも慣れていたはずでしたが、
やはり新しい職場環境に身を置くと、その雰囲気に慣れるまで時間を要します。
当時は、ヒント①にもあるように、
目の前の与えられた仕事に集中することにしました。
周りの同僚が自分のことをどう思っていようが関係ない、
それくらいの気持ちで仕事に打ち込みました。
実際、配属されたばかりの40代オッサンのことなど、
ふだん直接関わりのない人たちからすれば、そもそも"眼中にない"のです。
周囲からある程度認められるようになった(仕事ができる人と認識されるようになった)のは配属されて3ヶ月目くらいからでした。
あなたも、焦る必要はありません。
まずは仕事を問題なくこなせるよう、自分磨きに力を入れましょう。
対処法❷ 信頼できる人に相談する
同僚や先輩、あるいは友人に今のツラい状況を打ち明けるだけでも、心が軽くなります。
場合によっては上司に相談することで、配置転換など具体的な対応につながるケースもあります。
ご自身でいろいろと試しても効果を感じられず、
ある程度時間を置いてもほとんど変わらないのであれば、
『異動願い』も視野に入れながら、信頼できる上司に相談しましょう。
対処法❸ 場合によっては転職を検討する
「心身に大きな負担がかかっている」
「どうしても合わない文化や人間関係がある」
このように感じたら、転職を視野に入れるのもアリです。
20代はまだキャリアの選択肢が多く、思い切って環境を変えるのも一つの方法です。
『転職したばかりで、これ以上履歴書にキズがつくのも嫌だ』
という方もいるかもしれませんが、
仮に部署異動させてもらっても今の悩みが根本的に解消できなそうであれば、ためらう必要はありません。
これまでに述べてきたヒントや対処法を試しても改善する見込みがない、
イコール、そもそも職場(会社)の雰囲気そのものがブラックな可能性もあります。
そこであなただけが頑張っても、かえって心身の負担は増すばかり。得るものはないでしょう。
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まとめ: 誰もが一度は人間関係で悩むもの
新しい職場にすぐに馴染める人は少数派です。
大切なのは、「馴染めない自分＝ダメな人」ではないということです。
・仕事を通して信頼を築く
・無理せず小さな会話から始める
・自分のペースを守る
まずは、この3つを意識し、実践してみましょう。
毎日、できるところから少しずつ。
20代の今の経験は、必ず今後のキャリアに活きてきます。
私も20代のうちに人間関係で苦しんだからこそ、今の自分があると感じています。
人間関係で悩んだことがない人などいません。
焦らず、自分のペースで人間関係を築いていきましょう。
当ブログでは、他にも『人間関係の悩みに対するヒント』を複数の記事の中で紹介しています。
この記事内で悩みが解消できない場合は、他の記事群も参考にしてみてください。
あなたの心理的負担が少しでも軽くなりますように。。